2009.10.27 Tue
修理をためらい幾星霜
自分のように楽器や機材を大量に所有していると、全ての機材が完調というわけにはいかない。慢性的に故障中、というか修理するタイミングを逸してしまっている機材というのもある。
JUNO-106
すごく昔、酷使していたころにやはり不調に陥り抵抗類のオーバーホールを行ったのだが、再び症状が復活しつつある。要は接触不良のような状態で、唐突にフィルターの開き加減やリリースタイムが変わる。それはそれで面白いとも言えるが、現状ではどうしても代替のきかない唯一無二の「あの音」が欲しくて楽曲に使用するわけなので、さて録音となった時に突然意図しない音色になっているのは困る。
JP-8000
こちらも同様の症状。こう考えるとRolandのコントロールスライダーはホコリに弱いんじゃないかという気がしてくる。もちろん布団の上げ下ろしをしている和室に設置しているわけじゃないのに、この体たらくであるのだから。または同じ周期で発生するところをみると部品的な寿命の可能性があるわけだが。
Rolandはかつて仙台に営業所を置いていたのだが、かなり昔に閉鎖してしまい現在は無い。本社に直送という手もあるのだが、実は指定修理請負業者が存在する。そこに持ち込もうと思いつつ幾星霜。金額的にも2台一緒だと数万円というまとまった金額になる可能性が高く、二の足を踏んでしまうのだ。
2台合わせて数万円の修理代ってのは高いか?実は前述のすごく昔にJUNO-106に手を入れた時の費用は全部で7,000円くらいだった記憶がある。当時の自分にはものすごくでかい出費で(情けない)、それがトラウマになっていると言えなくもない。今JUNO-106を10,000円でオーバーホールできたら万々歳ではないか。JPだってそうだ。やるべきだろう。
EPS16+
こちらはENSONIQがE-muに吸収されてしまい、サポートそのものが太古の昔に消滅してしまったので手を入れること自体あきらめていたのだが、実はこういったヴィンテージデジタル楽器の改造やリペアをやってくれる業者さんが存在する。EPS16+そのものは実は絶好調なのだが、もし可能ならSCSI端子を取り付けたいのである。2DDのフロッピーディスクでサンプルとプログラムのセットをひとつひとつ読み込む手間というのは中々に大きなものだ。実はこのために500MBという化石のような外付けHDDを確保してあるのだ。あとはお金。がくっ。
以前モジュレーションホイールがバカになってしまったYoungChang K-2000Jを修理してみて大満足した経験がある。本当に音が良いPCM音源の61鍵シンセというのは今の世の中非常に貴重である。もちろん現場に投入して今後も使い倒すつもりだ。またYAMAHA S90XS導入の暁には(また言ってる)、必要なのは飛び道具的なシンセ=リアルアナログシンセという気もひしひしとする。この「リアルアナログ」というのが大事。S90XSの上段にJUNO-106というセッティングはキーボード奏者ならちょっと身を乗り出す絵ではないか?
JUNO-106
すごく昔、酷使していたころにやはり不調に陥り抵抗類のオーバーホールを行ったのだが、再び症状が復活しつつある。要は接触不良のような状態で、唐突にフィルターの開き加減やリリースタイムが変わる。それはそれで面白いとも言えるが、現状ではどうしても代替のきかない唯一無二の「あの音」が欲しくて楽曲に使用するわけなので、さて録音となった時に突然意図しない音色になっているのは困る。
JP-8000
こちらも同様の症状。こう考えるとRolandのコントロールスライダーはホコリに弱いんじゃないかという気がしてくる。もちろん布団の上げ下ろしをしている和室に設置しているわけじゃないのに、この体たらくであるのだから。または同じ周期で発生するところをみると部品的な寿命の可能性があるわけだが。
Rolandはかつて仙台に営業所を置いていたのだが、かなり昔に閉鎖してしまい現在は無い。本社に直送という手もあるのだが、実は指定修理請負業者が存在する。そこに持ち込もうと思いつつ幾星霜。金額的にも2台一緒だと数万円というまとまった金額になる可能性が高く、二の足を踏んでしまうのだ。
2台合わせて数万円の修理代ってのは高いか?実は前述のすごく昔にJUNO-106に手を入れた時の費用は全部で7,000円くらいだった記憶がある。当時の自分にはものすごくでかい出費で(情けない)、それがトラウマになっていると言えなくもない。今JUNO-106を10,000円でオーバーホールできたら万々歳ではないか。JPだってそうだ。やるべきだろう。
EPS16+
こちらはENSONIQがE-muに吸収されてしまい、サポートそのものが太古の昔に消滅してしまったので手を入れること自体あきらめていたのだが、実はこういったヴィンテージデジタル楽器の改造やリペアをやってくれる業者さんが存在する。EPS16+そのものは実は絶好調なのだが、もし可能ならSCSI端子を取り付けたいのである。2DDのフロッピーディスクでサンプルとプログラムのセットをひとつひとつ読み込む手間というのは中々に大きなものだ。実はこのために500MBという化石のような外付けHDDを確保してあるのだ。あとはお金。がくっ。
以前モジュレーションホイールがバカになってしまったYoungChang K-2000Jを修理してみて大満足した経験がある。本当に音が良いPCM音源の61鍵シンセというのは今の世の中非常に貴重である。もちろん現場に投入して今後も使い倒すつもりだ。またYAMAHA S90XS導入の暁には(また言ってる)、必要なのは飛び道具的なシンセ=リアルアナログシンセという気もひしひしとする。この「リアルアナログ」というのが大事。S90XSの上段にJUNO-106というセッティングはキーボード奏者ならちょっと身を乗り出す絵ではないか?
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