暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

2009年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年01月

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この先10年

まさかの散財シリーズその2。



YAMAHA S90XS。よくよく考えてみると、新品のシンセサイザーを購入するのは1996年のRoland JP-8000以来なので、なんと13年ぶりということになる。マジか!?また自らの楽器歴でYAMAHAの新品を買うのは初めて。どちらかというとアンチであると自覚している。ではなぜS90なのか。

今回のそもそもの購入動機は「反応の良いピアノ音源+良質の鍵盤が欲しい」という、かな~り原始的な欲求が発端である(それと毎度毎度マスターキーボードと6Uラックを運ぶのがほとほとヤになった)。条件を「+」でつないでいることからも何となくお分かりいただけるかと思うが、究極の電子ピアノという意味で考えると、良い音源と良い鍵盤がひとつの機種にまとまっていることは本当に稀で、現実的には「ラック音源+マスターキーボード」しかない。そこで色々考えた。しかし経験的に言っても「ラック音源+マスターキーボード」では「反応の良い」という部分を犠牲にせざるを得ない。これも究極のジレンマだ。

もっとも単一機種で良い音良い鍵盤を備えたものが無いのか、と問われれば実はある。しかし単一機種でそれを満たしているものは自分の知る限りKurzweil K2600しかない。しかないのだが、アレはオプションのピアノ音源カードなどを積んで行くとあっという間に100万円を超える。理想だが現実的ではない。

音源と鍵盤を天秤にかけると、ライヴで気持ちよく演奏するにはやはり反応の良い鍵盤は不可欠という結論に至ったため、K2600ほど高くない単一機種を探すことにした。最終的にClavia NordシリーズRoland RD-700と脳内デスマッチを繰り広げ、鍵盤の弾き心地で鼻の差、S90XSに決めた次第。

正直言って自分にとってYAMAHAのピアノサンプルは扱いづらいのだが、Motifシリーズで培ったシンセプログラムも含めてあの鍵盤なら多少の中域のヘンなピークは我慢しようという気にもなろうというもの。恐らく今後10年以上自分のメイン鍵盤になるはず。

よろしく頼むぜ。

S90XShascome2.jpg
Macのキーボードを置くとLCDや肝心のスイッチ類がマスクされてしまう。検討課題である。
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