fc2ブログ

暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

2010年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年01月

≫ EDIT

未完成だったアレをなんとかする

旅プロ前回の宿題だった「デートの時に聴かせる音楽」。これ、ミックス一歩手前みたいなところで時間切れになっており(メンバーに聴かせる時はLogicを起ちあげて聴かせた)、「そういや早く完成させなきゃな」と気にかかっていたのだった。今夜はその修正作業。

ギターで演奏したAメロをどうにかしなくちゃな、と思いつつプレイバックしてみると、どうもその前にリズム系をどうにかしなければならないようだ(笑)。Stylusでどうにかなると思っていたのだが、どうにもなっていない。いつもならここでAddictiveDrumsで人間臭い感じの打ち込みを繰り広げてしまうところだが、今夜は少々考えた。結局淡々としたドラムプレイが欲しいなら、いっそLINN Drumとかのサンプルで、しかもヴェロシティ127固定!みたいなのにした方が良いのではなかろうか、と結論。でもEPS16+でLINNのサンプル立ち上げるのもなんか違うし、増してやEXS24のプログラムでもないなぁと。でふと思いついたのがUltra Beat。

Logic使いから酷評されているこのリズムマシンプラグイン。精度の低いサンプリング音源のシミュレーションとしてなら使い道があるんじゃないか。適当なDrumSetプログラムからLINNぽいスネアのサンプルが含まれるヤツを選択。全体をプレイバックしながらスネアのピッチが落ち着くところを探す。

スネアは潔く2/4拍、バスドラムはせいぜい8分音符程度の細かさ。ハイハットだけはシャッフルの16分音符でシャカシャカやってみた。結果グルーヴが後ろ寄りになって表示されているBPMより気持ちどっしりした。いいじゃん。

ハードウェアシンセで鳴らしているパートも全部オーディオデータ化しようかと思ったが、「後でやっぱり…」みたいなことになると二度手間三度手間なので、今夜は見送り。
スポンサーサイト



| レコーディング | 23:18 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

2010年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年01月