2013.08.05 Mon
Logic Pro 9・ユニバーサルトラックモードは正義か?
暗鬱たる気持ちである。Logic Pro Xはすでにしてユニバーサルトラックモード(以下UTM)がデフォルトであり、それを解除する手段が無いらしい。モノラルトラックを基本とし、ステレオソースを扱う時のみ任意のトラックをステレオペアにして使用する私のようなものはもはやマイノリティなのかもしれない。
実際のところUTMで何か不都合があるのか、と問われれば「無い」と答えざるを得ない。だがミキサーウィンドウの見た目がしっくり来ないのである。ほとんどその1点でのみUTMを使いたくないのだ。
とは言えこんな理由、最新のセダンにフェンダーミラーを後付けして乗っているドライバーのようなものだ。フェンダーミラーにも何がしかのメリットはあるものの、ドアミラーの広範な可視エリアによる安全性の優位に比べれば説得力は無い。私のUTMイヤだ、もそんな程度の話である。
今のところLogic Pro 9には他にも生理的に馴染めないところがあり、それは先のエントリーに書いたとおりだが、エディット操作時におけるウィンドウアクションの件である。その他ロケーター設定後の動作も録音作業に直結なだけにイライラする。録音範囲を決定してもロケーターがそれに追従しないのに何か意味があるのだろうか。なぜ録音範囲と別にロケーターを設定しなければならないのだろうか。それとも何かスマートに決定できる操作コマンドなり手順があるのだろうか。
と、このようにネガティヴなことを書き連ねていくと、我ながら「じゃあLogic使うの、やめたらいいじゃん」と思う。まったくその通り。Logicに乗り換えた大きな理由は「OS、DAW、それらが乗るコンピュータを1社が作るという=全て純正という前代未聞の動作盤石性」である。だが残念ながら落ちる時は落ちるのだ(笑)。やはり人力による「保存」実行が大事なことに変わりはない。であれば何もAppleに義理立てする理由はどこにも無く、使い勝手の良いDAWに乗り換えれば良いはずだ。筆頭候補はProtoolsだ。あれは完全にテープレコーダーをシミュレートするところからスタートしており、オーディオレコーディングに関して言えば理想的である。一抹の不安を感じるMIDI領域に関してはLogicと併用すれば良い。その他古巣のCUBASEやDegital Performerという選択肢もある。問題はどれを導入するにしても環境再構築という手間が待っていることだ。もちろん新たな出費もある。頭の痛い問題である。
実際のところUTMで何か不都合があるのか、と問われれば「無い」と答えざるを得ない。だがミキサーウィンドウの見た目がしっくり来ないのである。ほとんどその1点でのみUTMを使いたくないのだ。
とは言えこんな理由、最新のセダンにフェンダーミラーを後付けして乗っているドライバーのようなものだ。フェンダーミラーにも何がしかのメリットはあるものの、ドアミラーの広範な可視エリアによる安全性の優位に比べれば説得力は無い。私のUTMイヤだ、もそんな程度の話である。
今のところLogic Pro 9には他にも生理的に馴染めないところがあり、それは先のエントリーに書いたとおりだが、エディット操作時におけるウィンドウアクションの件である。その他ロケーター設定後の動作も録音作業に直結なだけにイライラする。録音範囲を決定してもロケーターがそれに追従しないのに何か意味があるのだろうか。なぜ録音範囲と別にロケーターを設定しなければならないのだろうか。それとも何かスマートに決定できる操作コマンドなり手順があるのだろうか。
と、このようにネガティヴなことを書き連ねていくと、我ながら「じゃあLogic使うの、やめたらいいじゃん」と思う。まったくその通り。Logicに乗り換えた大きな理由は「OS、DAW、それらが乗るコンピュータを1社が作るという=全て純正という前代未聞の動作盤石性」である。だが残念ながら落ちる時は落ちるのだ(笑)。やはり人力による「保存」実行が大事なことに変わりはない。であれば何もAppleに義理立てする理由はどこにも無く、使い勝手の良いDAWに乗り換えれば良いはずだ。筆頭候補はProtoolsだ。あれは完全にテープレコーダーをシミュレートするところからスタートしており、オーディオレコーディングに関して言えば理想的である。一抹の不安を感じるMIDI領域に関してはLogicと併用すれば良い。その他古巣のCUBASEやDegital Performerという選択肢もある。問題はどれを導入するにしても環境再構築という手間が待っていることだ。もちろん新たな出費もある。頭の痛い問題である。
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| 機材 | 20:27 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
こんばんは。
自分はCubase&Protoolsユーザーですが、Audioをメインに扱うならProtoolsという選択はアリだと思います。
「I/Oに入った音を録音する」という作業においてPTほどシンプルにこなせるDAWは無いでしょう。
ただ最近リリースされたVer.11はRTASプラグインの切り捨てなどでゴタついているので微妙に時期が悪いのですが…。
一方のCubaseはVer7でトラックリンクが強化されて2トラックをステレオで扱うような場合も便利だと思います。ただし、いかんせん多機能過ぎて何をするにも複雑になってしまう気がします。
機会があれば体験版等色々試してみては如何でしょうか。
| リュウノスケ | 2013/08/05 22:02 | URL | ≫ EDIT