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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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どこでもドアーズデラックスの初ライヴ

どこでもドアーズデラックスが初のライヴを行った。カフェBBというお店にて。どちらかと言うとクローズな催しで、むしろ仲間内のパーティーという様相ではあった。だからいわゆるお客様と演奏者のきちんとした線引きのあるライヴではなかったが、それでも人前で演奏するという意味は大きかった。

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ノンアルコール

電気音響機器で拡声される現場で、いつもの精神状態で演奏するには慣れが必要だ。そこには「モニター環境」という壁がある。モニター環境は通常どうしても技術者にお任せにせざるを得ない状況がある。理想は普段のリハーサルからきちんとモニターシステムを組んで、その状態で音楽を作り上げてそのまま環境を持ち込んで本番のステージに上がることなのだが、一部のプロでも無い限りそんな環境は難しい。

増してやどこでもドアーズデラックスは地域の手作りの音楽会に出演することが目的のバンドである。リハーサルは小学校の音楽室を使わせていただいているから、ギターやピアノはもちろん、実はボーカルでさえ生声という環境でリハーサルしているのである。こういう環境でリハーサルをしている我々が完璧とは言えないモニター環境での演奏に臨むとなると、実は演奏そのものが変わってしまうのは仕方ないと言える。

先にアップしたカフェBBでのリハーサルも、実はこのことがネックになって思ったような演奏にはならなかった。テンポが安定しなかったり、構成を忘れたり。しかしそういう経験をしたので、この日の演奏はずいぶんちゃんとしていた(笑)。こういう「良い経験」をすると、ぐっと演奏が安定してくるのだ。自称ファンクラブのみなさんから花束をいただいたりして、恐縮でもあったが…。よーし!10月19日の本番は嵐を呼ぶぜ(笑)。
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