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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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どこでもドアーズデラックス・ふれあいコンサートで演奏するの巻

どこでもドアーズデラックスの本番、無事に終了した。無事か?多分無事だ(笑)。

どこでもドアーズデラックス
多田博茂(Gt.,Vo.)
佐々木康之(Gt.,Vo.)
砂川賢一郎(Tb.,Vo.,Perc.)
服部暁典(Pf.,Vo.)

愛と風のように(Buzz)
Sweet Memories(松田聖子)
Over The Rainbow(作曲:ハロルド・アーレン)
風を集めて(はっぴいえんど)
銀河鉄道999(ゴダイゴ)

ddd_tada_hattori.jpg 
L:服部 R:多田

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砂川

ddd_yasuyuki.jpg 
佐々木

ミュージシャンが音楽でコミュニティに貢献できる機会は実は余り多くないと思う。色々な考え方があろうが、どこでもドアーズのような例は絶好のチャンスだと思うのだ。私の子どもが通う小学校の先生が「来年は確実に異動だから、(恒例の)ふれあいコンサートに出演して、弾き語りをやりたい」と宴席でおっしゃった。そこに同席していた私は直感的にそれはすごく良いことだと思い、反射的にお手伝いしたいと申し出た。それが去年の「どこでもドアーズ」である。先生とPTA会長のコンビだから地域の方々にも気安く思われたのだろう。別の学校行事(のようなもの)でもお声掛けいただき演奏する機会をいただくなどした。するとやはり小学校の先生方の中から「オレもやってみたい」という声が上がる。さらにふたりの先生を加えて今年は4人で「どこでもドアーズデラックス」として演奏させていただいたわけだ。左様、服部以外のメンバーは全員小学校の先生方なのである。

そして地域の方々から応援していただいたことも2年連続で演奏できた大きな力である。去年も演奏後に感想文をいただいたりしたのだが、今年は度胸試しとして出演したとあるライヴに、実行委員会のメンバーが聴きに来てくださった。それだけではなくそのライヴをビデオに撮って、校内放送でプロモーションまでして下さったのである(昨今の小学校構内放送は映像もある)。こういうことってありそうで無いことである。

また、たまたま同じ団地に住むピアノ調律師Oさんの手腕も欠かせない。調律だけでなく舞台監督的役割を担い現場を仕切ってくださる。そしてOさんの手腕は、小学校体育館のピアノを激変させる。まるでソニー信濃町スタジオで録音したスタインウェイみたいな音になる。きらびやかで軽やか。まるで弾いている自分が「ちょっとうまくなったんじゃね?オレ」と錯覚する音とタッチなのだ。水沼慎一郎が「パリにはOさんのような調律師がいない」と嘆いていた。

私は終止楽しく演奏できた。いや、楽しくて楽しくてしょうがなかった。以上の環境があるのだから当然と言える。メンバー各位、実行委員各位、そして聴きに来てくださったお客様、本当にありがとうございました。
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