暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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バックアップ用HDD・臨終記

DAWでの音楽制作作業では、基本的に作業が終わる毎に必ずバックアップを取っている。DAWに限らず、コンピューターを使った作業でデータが破壊されること以上に脱力する事があるだろうか。いや、無い。数時間、あるいはそれ以上の時間をかけて積み上げたデータが一瞬で無に帰る経験を一度でもしたことがあるなら、バックアップには慎重にならざるを得ない。

まさかバックアップ用HDDが死ぬとは思わなかった。ある日の作業後、いつものようにドラッグアンドドロップでバックアップしようとしたらまずHDDが無い。つまりデスクトップにいなかった。あれ?(私はMacユーザーなので)「ディスクユーティリティ」で当該HDDを修復しようとしたがエラーが出て先に進めない。

この段階で何も焦る必要は無いのだが、いつもの工程を、しかもバックアップなんて言う重要な工程をいつものように実行できないだけで非常に不安になってくる(笑)。私はモバイルレコーディングに備えてFW800対応の外付けHDDケース(2ベイ)に「Rec_Data」と「Rec_Backup」のふたつのHDDを内蔵して日常運用している。こんな時はアナログ行動、システム全体を終了し、「Rec_Backup」HDDをケースから取り出して再度差し込み。再起動と同じく意外と効果があるのだ、こういうのも。結果まんまと再マウントに成功。

暁スタジオのMacProにはオーバースペックな程無意味にHDDを増設しているので、バックアップしてあったデータを別HDDにコピーする。するとコピーできないデータが出てきた。幸いなことにそのデータはすでに別メディアに落とし、念のために取っておいたもう5年くらい前のデータだった。どうやらこのデータが今回のトラブルの根源のようだ。不要と判断し、必要なデータだけをサルベージ。さらに幸運なことに、500GBの未使用HDDがあったので早速入れ替え。サルベージしていたデータを新HDDに全コピー。その日作業していたDAWのデータをバックアップして事無きを得た。

効率の良いバックアップを実行するにはどうすれば良いのだろう。理想は24時間通電させておき、定刻に全てのデータ(あるいは差分データ)を自動バックアップすることだが、そんなサーバみたいな運用は残念ながらできない。※ 暁スタジオの現状では、今回書いたように作業終了の都度人力で行うのが現実的だろう。他にシステムやアプリケーションをインストールしているHDDは思いついた時にクローンを作成している。こちらはそうそう大きな変更は頻繁には無いので、こんな運用でも大丈夫だと思っているが、今回のようにバックアップディスクが死ぬのは(あり得る話なのに)想定していなかった。取り合えずの教訓として、予備のHDDを常備しておく方が良い、ということか。

nghdd.jpg

※暁スタジオでは、私の不在時に落雷などがあると目も当てられないので、基本的に作業時以外は機材全ての電源を落とし、全ての機材の電源が集まる電源整流のためのトランスの電源プラグそのものを抜いてしまう。この運用も善し悪しではある。
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| Macと周辺機器 | 21:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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