暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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TimeMachineのデータからMavericks環境を復元する方法

当暁スタジオのMacBook Pro(mid2009)の調子がおかしくなった。2014年に入ってから(正確にはいつからか思い出せないが)動作が遅くなった。アプリ間の移動に時間がかかるようになるのはお約束として、そもそもアプリの起動もすごく時間がかかるようになり、ヘタすりゃ文字入力ですらカラーボールが回る始末。

MacBook Pro 13inch mid2009
Core2 Duo 2.26GHz
RAM 8GB
OS Mavericks 10.9.3
HDD 1TB(500GB/500GBの2パーティション)

まぁ5年落ちのMacだから遅いのは仕方ないが、ネットブラウジングとメールのやりとり程度ならまだまだ行ける。また日常使いのMavericks環境とは別パーティションに10.8.5のレコーディング用環境も入れていて、貴重なモバイルレコーディングマシンという側面もある。とは言え普段遣いのマシンが、テキストエディターを立ち上げるだけで30秒くらい待たせるのは異常である。Rec用パーティションはそのままに、重いMavericks環境だけHDDを掃除し、TimeMachineを使って環境を修復しようと試みたところ、意外にも苦戦。修復まで1週間もかかってしまった。即ちHDDの初期化が5月29日、復旧が6月5日であった。以下復旧方法を記す。大前提としてTime Machine.appを使ったバックアップデータがあることと、インターネット接続環境が必須である。




1)
TimeMachineのバックアップ先ディスクのパスワードとApp StoreのユーザーIDとパスワードを確認。

2)
当該HDDを初期化する。今回はゼロデータを1回書き込みした。

3)
Mavericksをインストールする。

4)
インストール後、ユーザーを作成する。この時復元するユーザーとは異なるユーザー名で作成する。

5)
移行アシスタント.appを起動し、Time Capsule上にあるBackup領域にログインし、復元データを指定する。

6)
既存ユーザーの上書きを指定する。あるいは既存ユーザーを温存したまま新たに復元ユーザーを作成する(移行アシスタント上で選択する)。




以上で完了である。各作業段階における注意点を別記する。

1)の注意点
TimeMachineのバックアップ領域にログインする際にパスワードを求められる。初期化してからパスワードを思い出せないなんてことが無いように…。

2)の注意点
私はOS10.6のインストールDVDを所有しているので、このDVDで起動し、ディスクユーティリティを使用して初期化した。またLion以降のMac OSは原則的にAppStoreからのみDL・インストールできるので、AppStoreがインストールされる10.6.8までアップデートする必要がある。

3)の注意点
今回の場合、復元データがMavericksだったので、復元先であるMBPを起動しているシステムもMavericksである必要がある。Mountain Lion以前のシステムの場合、移行アシスタント.appに復元を拒否されてしまう。Snow LeopardからMavericksへはLionやMountain Lionをすっ飛ばしてアップデートすることが可能であり、今回の作業はこれでかまわない。ただしこの時App StoreのIDとパスワードが必須である。

4)の注意点
復元データと同じユーザー名でMBPに新規ユーザーを作成してしまうと、移行アシスタント.appの「既存ユーザーの上書き」が有効にならない。このトラブルの詳しい原因はよくわからない。私の場合は中途半端にユーザーが上書きされて、ネットワーク環境やブックマークは移行できたのに、メールデータやキーチェーンに保存したメモやパスワードなどは置き去りにされた。原因がわからないので、対処法などをあれこれ考え、この段階でものすごく時間がかかった。

5)6)の注意点は特に無い。複数のバックアップを取っている方はデータ指定を間違わないように注意することくらいか。




と言う事で、実に釈然としない1週間だった。上述4)の段階では中途半端に環境が再現されたので、ひとまずそのまま使用し、メール.appとキーチェーン.appのデータの吸い上げをあれこれ試していた。使い慣れたMacの環境が少しだけ変わってしまうだけで、ものすごいストレスだった。

復旧かなった現HDDも、使い始めて早2年余り。寿命が近づいているのだろう。この問題を解決するには当然最新のMBPを購入することが最適解なのだが、次善の策はストレージをSSD化し、画像や作成書類などのデータ類は外付けストレージに収めることであろう。いずれにしてもお金のかかる話だ。何はともあれ、改めて復旧後のデータをTimeMachineで新規バックアップすると共に、Super Duper!を使ってクローニングも実施した。当面の延命ができた。お役に立てば幸いである。
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