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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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シンセ弾きの至福の時間

抜き打ち通し稽古から一夜明けて(笑)、Nozo-Mix2009公式の通し稽古がいよいよ始まった。

直前のKeyboardist Union Vol.3 Liveや、先行制作が必要だったダンス用音源の作業などの影響で劇中で使用する音楽は後回しになっていたのだった。それでもバックトラックが必要な曲はぎりぎりで締切を守ることができ、めでたく昨日のサウンドチェックと相成ったわけである。まぁフタを開けてみたらリサイズが必要な曲があったり、演出からさらに1曲追加されたりして、昨夜は眠い目をこすりつつ作業したのだが。

で、それも間に合ったですよ。しかし劇中生演奏する曲はかなぁり未整理のまま昨夜の抜き打ち通し稽古になだれ込まれてしまい、結局未整理であることが一層鮮明になったのだった(笑)。今朝は誰よりも早く会場入りし、まずはシンセの音色選びをシコシコと行う。

今回会場に持ち込んだのはYoung Chang K-2000Jで、プリセット音色は0~199の計200音色である(もっともPrg0蕃は発音しない"None"と199蕃はDefault Prog.というイチから音作りするためのプログラムなのだが)。K-2000をメインで弾き倒す、あるいは音源制作する機会などあるはずも無く、大体70番代以降のプログラムはまるで未知の音色ばかりである。それをひとつひとつチェックしていくわけだが、「お、こんな素敵な空間系の音色があったのか!こういうフレージングはどうだ?ん?こういうコードはどうだ?」「意外とこのリード音色は腰があるのぅ。どうだどうだ。(とピッチベンドを使ってギュリギュリ弾いて)ん~、ディレイも欲しいな」などと、エディットまで始めてしまう始末。

またこのK-2000ってのが本当に良い音色ばかりである。先日書いたように「炸裂系」は今ひとつではあるが、空間系、ヴォイス系、ウッドパーカッション系はシンセ史上5本の指に入ると私は断言する。

まぁそんなこんなで未整理のアイデアを整理するどころか、壮大な横道に逸れて行くばかり。それでも何とか必要な音色を見つけ覚えきれないから書き出した。仕事ぶりとしては情けないのだが、D/Aコンバータのしっかりしたシンセの音色を次々と100個以上、しかも大音量でチェックするなんて、シンセ弾きとしては実は至福の時間である。

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