暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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ラックよさらば

refacecp.jpg 
reface cp

過日ヤマハミュージック仙台店(が正式名称だが、我々ミュージシャンにはヤマハ仙台店の方がとおりが良いのは言うまでもない)にて、ほんのわずかな時間だがSさんと話をする機会を持てた。refaceシリーズとKORGの新アナログシンセminilogueを前に与太話をかましていたのだが、そこで決定的なこととしてSさんとうなずきあったのが

もはやラックマウント製品の時代ではない

ということだった。


実際のところrefaceシリーズもminilogueもフル鍵盤は搭載しておらず、筐体自体がちんまりしている。DCBの衰退やMIDI黎明期からデジタルインターフェイスの進化を目の当たりにしてきた40代のシンセシストなら、シンセ音源のラックマウント化は常套手段であり、むしろラックマウント機材が生まれない昨今の情勢に違和感を感じるのだが、もはや時代はラックマウント機材よりも小型化が進んでいるのだった。


minilogue.jpg
KORG minilogue
www.korg.com/jpより

80〜90年代なら「小さい=安い=大したことない」という不文律があったが、デジタル楽器に使われるテクノロジーも部品も、あの頃よりもすべてがダウンサイジングされ、しかも高性能なのだ。件のrefaceシリーズなど、現実のステージではMIDIスレーブ音源として使用される例がほぼ100%だろう。それでも鍵盤は付くのだ。そしてその鍵盤そのものも決して手を抜いていない。弾いていて十分嬉しいレベルの鍵盤である。もちろん購入後、自宅でPCの前に置き、データ打ち込みに使うという付加価値という側面もあるだろうが、

マスターとなる鍵盤が別にあり、MIDIとミキサーにつながないと音すら出ないなんて機材は、もう誰も買わないのだ。

それが時代・・・・


誰にもとめられない・・・・



という古(いにしえ)の携帯小説風にこの項終わり。
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