暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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歌い継ぐ声・VOCEライヴのご案内

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来たる2016年6月30日に2度目のライヴを行うことになったVOCE(ヴォーチェ)。VOCEは当初ヴォーカルとギター、ベース、キーボードのトリオだったのだが、今回のライヴからドラムとギターが加入し、満を持してバンドスタイルとなった。

【橋元服部二人会】
2016年6月30日(木) 19時開場 19時半開演
1,500円(1ドリンク別500円)

LIVE HOUSE enn 3rd
仙台市青葉区中央2-7-11 仙台ストックマンビル B1F Blue

1.Jing-Tang 19:30〜
サイトウミノル(G)/丹野久美子(Vo)
2.Ahiru 20:10〜
只野展也(Key,B)/渡辺洋一(G)/大光ワタル(Ds)
3.VOCE 20:50〜
服部暁典(Key)/山田理至(Vo)/後藤浩輝(G)/齋藤弘介(B)/水野玲奈(Ds)

4.The Chang-moz 21:30〜
橋元成朋(Key)/大光ワタル(Ds)/小澤牧子(Vl)/他
(出演時間は予定です)

イベント開催までの経緯などはこちらをどうぞ。

橋元服部二人会 2016・夏


VOCEは2013年7月にKeyboardist Union@仙台#12で演奏するために結成した。演奏曲目を選曲する時に「有名ではないけど良い曲」を演奏するユニットにしようと思った。もう少し具体的に言うと「アルバムB面4曲目みたいに、地味な位置に置かれているけど、単体で聴くとすごく良い曲」とでも言おうか。つまり大ヒットはしなかったけど、普遍的な良さを持っている曲である。

Keyboardist Union@仙台 Live Vol.12終了

今でこそ選曲の基準をこのように話せるが、この考えに至ったのにはある曲を演奏したことが大きく影響している。

1.横顔(大貫妙子)
2.Sweet Memories(松田聖子)
3.よそ者(RC Succession)
4.さよなら夏の日(山下達郎)
5.I Wish(Stevie Wonder)

これは2013年VOCE最初のライヴで演奏した曲である。はっきりと毛色の違う「I Wish」はもちろん、「Sweet Memories」はヒット曲と言って良いだろう。「横顔」も作家としても有名な大貫の代表作のひとつと言える。「さよなら夏の日」もちょうどこのライヴの直前からあるCMに採用され、よく耳にしていた。だが「よそ者」はどうだろう。RC Successionが武道館を満杯にし始め、出るアルバム出るアルバム、ヤング(笑)の必携品だった1981年発表の名盤「BLUE」のB面ラスト曲前に「よそ者」は収録されている。「BLUE」には実は「多魔蘭坂」というキラーコンテンツも収録されており、そのことはRCのバンドとしての勢いをよく表しているとは思う。しかし今でも名曲として紹介される機会の多い「多魔蘭坂」と同じアルバムに収録されることで、「よそ者」は少し損をしていると思う。

だからこそ、VOCEでは「よそ者」を演奏した。「多魔蘭坂」は何かのきっかけで単発で演奏されたりテレビやラジオで流れることがあるだろう。だが「よそ者」はほぼ間違いなくそれはない。この曲をRCの生演奏で聴くことはもはやかなわないが、こんなにも心をギュウッと掴まれるような切ないロックバラッドがあったことを、これから音楽の道に踏み込んでいくであろう10代の若者が知らないのはもったいないと思ったのである。

演奏曲をランダムにピックアップしていたミーティングの席上で「よそ者」を思い出した時、「こいつは今オレたちが演奏しないと、埋もれてしまう」と反射的に思った。このようなポップスの歴史に埋もれていくような曲を歌い継ぐ作業も必要だと強く信じるもの也。

と言うことで、来たる6月30日も「あぁ、あったねぇ、こういう曲」としみじみしてしまうような、隠れた(隠れてないかもしれない)名曲をお送りする。知ってる人には意外なアレンジで、知らない人には「ちょっと、この曲いいかも!」と思えるような日本語の曲を演奏するので、ぜひ遊びに来ていただきたい。
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