2017.05.23 Tue
MIDIトラブルの再検証を実施
先のエントリーにも少し書いたが、Mac側のMIDI制御に問題がある。DAWのLogic Pro9でソングを再生していると、またはLogic経由で外部スレーヴ音源(ハードウェア音源)をリアルタイム演奏していると「ノートオフが送信されないことがある」のだ。この状態でモノフォニック設定にした音色でベースなど担わせると、ホントに絶望的な気持ちになる。実際のところ録音作業に弊害著しい。もう少し究明したい。

原因はおまえか…??

原因はおまえか…??
考えられる原因は
>CoreMIDI
>DAW(Logic Pro9)
>USB制御(MIDI入出力の窓口)
>MIDIインターフェイスのドライバー
>MIDIインターフェイスのハードウェア
が考えられる。
検証その1:Mac上の不要なキャッシュをクリアする
まずCoreMIDI、DAW側を問い詰める意味でMacをセーフモードで起動する。これによって様々なキャッシュがクリアされ、アプリケーションなどの動作が改善される可能性がある。特にApple純正となったLogicは効果が大きいという。
Macをセーフモードで起動する方法は以下のリンクをご参照いただきたい。
Appleのサポート記事「セーフモードを使って Mac の問題を切り分ける」
キャッシュをクリアした結果、症状は改善した(2回もやった…)。少なくとも発生頻度は下がった。しかし根絶できないと意味がない。
検証その2:Logic以外の原因を探求する
いったんLogicを離れてみよう。マスターキーボードとして使っているS90XSとMacはUSB接続されている。YAMAHA謹製S90XS用USBドライバーがずっこけている可能性をチェックする。Mac上で走るSシリーズ専用のエディターアプリを起動する。S90XS側のローカルコントロールをOFFり、アプリ側でMIDI信号をスルー設定にすれば、結果的にUSB接続しているMacを介して内蔵音源が鳴ることになる。
この状態でリアルタイム演奏をしばらくしてみたが、ノートオフ未送信は起こらなかった。どうもドライバーレベルでは無事らしい。となるとやはりLogic、あるいはまさかの音源側の故障しか可能性がない。
検証その3:MIDI機器同士を直接MIDI接続する
S90XSのMIDI OUTとトラブったスレーブ音源のMIDI INをMIDIケーブルでつなぎ…って80年代にシンセ記事で死ぬほど読んだフレーズだが、もっとも原始的なMIDI接続環境で異常の有無を確認する。
で、ここにも問題はなかった。念のためMIDIインターフェイス(MOTU MTP AV)を介しても接続して鳴らしてみたが、これも問題はなかった。やはりMacの中に何かいるのだ。
暁スタジオの音楽用MacOSのバージョンは10.8.6である。その理由はLogic Pro9が安定して「走っていた」という経験則と、10.9以上にしてしまうとフィジカルコントローラーのFrontier Design Alpha Trackが動作しなくなるからである(Alpha Trackはすでにドライバーのアップデートもされない)。そんな理由で10.8環境なわけだが、阪下師匠からの情報だと10.8環境は何かとトラブルが起きやすいという。つまり暁スタジオ環境は「たまたま」うまく行っていただけという可能性もある。
となるとどういう検証を行っても空しい。検証の結果原因はOSでした!という可能性が高い。2017年5月段階で最新OSであるSierraは、暁スタジオのMacPro(late2012)には重荷となるのは目に見えているので、根治療には10.11たるEl Capitan環境へのアップグレードと、そこにLogic ProXをインストールするのが一番良さそうだ。Alpha Trackは引退していただき、PreSonus Feder Portでも導入するが吉だろう。

かつては音楽制作環境をMBPに移行する計画も立てたものだ…。
結局MacPro(late2012)を新規購入した。
>CoreMIDI
>DAW(Logic Pro9)
>USB制御(MIDI入出力の窓口)
>MIDIインターフェイスのドライバー
>MIDIインターフェイスのハードウェア
が考えられる。
検証その1:Mac上の不要なキャッシュをクリアする
まずCoreMIDI、DAW側を問い詰める意味でMacをセーフモードで起動する。これによって様々なキャッシュがクリアされ、アプリケーションなどの動作が改善される可能性がある。特にApple純正となったLogicは効果が大きいという。
Macをセーフモードで起動する方法は以下のリンクをご参照いただきたい。
Appleのサポート記事「セーフモードを使って Mac の問題を切り分ける」
キャッシュをクリアした結果、症状は改善した(2回もやった…)。少なくとも発生頻度は下がった。しかし根絶できないと意味がない。
検証その2:Logic以外の原因を探求する
いったんLogicを離れてみよう。マスターキーボードとして使っているS90XSとMacはUSB接続されている。YAMAHA謹製S90XS用USBドライバーがずっこけている可能性をチェックする。Mac上で走るSシリーズ専用のエディターアプリを起動する。S90XS側のローカルコントロールをOFFり、アプリ側でMIDI信号をスルー設定にすれば、結果的にUSB接続しているMacを介して内蔵音源が鳴ることになる。
この状態でリアルタイム演奏をしばらくしてみたが、ノートオフ未送信は起こらなかった。どうもドライバーレベルでは無事らしい。となるとやはりLogic、あるいはまさかの音源側の故障しか可能性がない。
検証その3:MIDI機器同士を直接MIDI接続する
S90XSのMIDI OUTとトラブったスレーブ音源のMIDI INをMIDIケーブルでつなぎ…って80年代にシンセ記事で死ぬほど読んだフレーズだが、もっとも原始的なMIDI接続環境で異常の有無を確認する。
で、ここにも問題はなかった。念のためMIDIインターフェイス(MOTU MTP AV)を介しても接続して鳴らしてみたが、これも問題はなかった。やはりMacの中に何かいるのだ。
暁スタジオの音楽用MacOSのバージョンは10.8.6である。その理由はLogic Pro9が安定して「走っていた」という経験則と、10.9以上にしてしまうとフィジカルコントローラーのFrontier Design Alpha Trackが動作しなくなるからである(Alpha Trackはすでにドライバーのアップデートもされない)。そんな理由で10.8環境なわけだが、阪下師匠からの情報だと10.8環境は何かとトラブルが起きやすいという。つまり暁スタジオ環境は「たまたま」うまく行っていただけという可能性もある。
となるとどういう検証を行っても空しい。検証の結果原因はOSでした!という可能性が高い。2017年5月段階で最新OSであるSierraは、暁スタジオのMacPro(late2012)には重荷となるのは目に見えているので、根治療には10.11たるEl Capitan環境へのアップグレードと、そこにLogic ProXをインストールするのが一番良さそうだ。Alpha Trackは引退していただき、PreSonus Feder Portでも導入するが吉だろう。

かつては音楽制作環境をMBPに移行する計画も立てたものだ…。
結局MacPro(late2012)を新規購入した。
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