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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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やさしい音楽

6月に立て続けにライヴが決まっていて、相変わらずアタフタしている服部ですこんばんわ。

Norah_Flyer20170625.jpg


カフェコロポックルで山本直子さんと演奏の翌週25日(日)17:00〜からのライヴは、こちらもピアノ奏者大江田真理さんとのデュオ。彼女はリトミックの先生でもあるので、今回は歌とピアノと鍵盤ハーモニカ…という編成になる予定。もうちょっとリハーサルをしないと全体が見えないのだけれど。

真理さんと演奏することになったきっかけは「数奇」と言ってもいい。私はある(音楽とはひとまず無関係な)あるプロジェクトに関わっているのだが、そのメンバー同士としてるみさんと知り合った。ご夫婦でもうすぐカフェをオープンする…という話だった。その後ご夫婦自らが物件をリフォームして、仙台市の西、霊場定義山にカフェ「門前喫茶Norah」が2016年の秋に生まれた。リフォーム中の店内を一度見た事がある私は、オープンしたNorahがあまりにもシックで居心地が良いことに仰天。また焙煎人たるご主人の淹れるコーヒーは、それまでコーヒーが苦手だった私を180度反転させた。今や私は「Norahのコーヒーならブラックが一番うまい」みたいなことをしたり顔で言いかねない始末である。また自宅から定義山へ向かう裏道は愛車の調子を感知するために普段から好んで走る道で、ちょっと走りに行くか…と向かった先にNorahがあるという具合。そんなわけで時折顔を出すようになった。で、真理さんはNorahの近所にお住まいの常連さんだったのだ。るみさんが取り持ってくださった。「Youたち、何かやっちゃいなよ!」という次第である。そんな口調ではなかったが。

真理さんは某音大卒なので、私とは音楽的基礎体力が違う。私ごときとは、もう、なんというか、演奏する指の形から違う。真理さんの前で鍵盤弾くのイヤだもの(笑)。前回書いた山本直子さんとのケースとは正反対で、音楽的背景に共通項や近似値が少ない。どこが共通なのか見極め、異なる要素をどのように合わせるか、そこが醍醐味である。なるべく地元の人に聴いていただきたく、優しい音楽を中心に選曲を進めている。

図らずも2週連続でカフェ演奏。とは言えその環境も空気もまるで違う。演奏が終わった後自分がどんな顔をしているのか、今から楽しみである。
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