2009.02.15 Sun
MacProは高価すぎるか?
先日とある家電量販店のMac売り場で時間を潰していたら、販売員に声をかけられて話をする機会があった。
現在のメインマシンがPowerMacG5であることを告げると、販売員の彼は「あぁ、それじゃそろそろIntelMacどうですか」と言う。まぁそれは当然だ。というかオレだって最新のMacBookProやMacProが欲しいに決まっている。
しかしこと音楽製作用途に限って言うと、現在プロフェッショナル用としてラインナップされているMacProは高価過ぎる。音楽用途として割り切って、控えめにカスタマイズして130万円ってのはやはり高いと言わざるを得ない(2009年2月現在、AppleStoreでのカスタマイズ結果)。映像用にメモリとグラフィックカードを奢ったらあっという間に200万円オーバーだ。

自分の周囲の音楽製作環境をざっと見回しても、ではMac本体にこれほどの金額をかける必要があるかと問われればそれは疑問だ。もちろんネイティヴ動作前提の市販のほとんどの音楽用ソフト=DAWは、軽快な動作は本体のCPU能力やメモリや記録媒体とのバススピードに依存するので、高性能=早い=高い方が良い。しかしレコーディング業界のデファクトスタンダードとなったProtoolsHDを導入するなら、主立った処理は全て専用DSPが行うので、Mac本体はシステムとProtools softwareが安定して動作するだけで良い。それならメモリを増設してもせいぜい50万円程度であろうか。無論ProtoolsHDパッケージやデータ保存先の外付けHD、必要ならディスプレイも買わなきゃいけないから本体以外への投資額は400万円くらいになってしまうが。
そんなBMW3シリーズ新車1台分のような金額を出さなくても、Protoolsシリーズにもネイティヴ動作のProtools LEなどのCPUに厳しく財布にやさしいヴァージョンも存在するが、業務用レベルでセッションファイルのやり取りが無く、その他のDAWの波形編集機能とのアドヴァンテージが無視できる程度であれば、そんな廉価版を選択する意味がわからない。自分は録音した後で波形をこね繰り回す機会はそうそう無いし、ミュージシャンとしてはその加工に依存する演奏態度は如何なものかと思っているのでなおさらだ。
デファクトスタンダードなんて関係ないもんね、みんながボールペンが便利だって言うけどオレは万年筆の書き味が好きなんだもんね、という信念に基づいて、自分に合ったDAW、録音機材で製作することはもちろんできる。職業としてのエンジニアでなく、実演家(=ミュージシャン)という立場での選択ならむしろ後者を支持したいわけだが、そうなると冒頭のMac本体の能力に依存し、Mac本体の価格が高くなるという状況に頭を悩ませることになる(実際に高価なのはMac本体ではなく、メモリやHDが高いのだが)。
増して自分の場合、LogicPro7.2.3にとりあえずの不満が無い以上わざわざMac本体を買い替え、OSをアップグレードし、メモリを増設してもLogic8を導入する強い動機が無い。だがLogicPro7がいつまで使えるかという問題はあるし、OS10.4.11のセキュリティ問題はもちろん、様々なソフトウェアの要求OSのヴァージョンは10.5以降になるのは必定である。
自分の場合、今後某内ヶ崎君のようにソフトウェア音源を追加して行ったらCPUが悲鳴をあげたなんてことにならない限り、Mac本体のリプレイスは当分なさそうだけど。
現在のメインマシンがPowerMacG5であることを告げると、販売員の彼は「あぁ、それじゃそろそろIntelMacどうですか」と言う。まぁそれは当然だ。というかオレだって最新のMacBookProやMacProが欲しいに決まっている。
しかしこと音楽製作用途に限って言うと、現在プロフェッショナル用としてラインナップされているMacProは高価過ぎる。音楽用途として割り切って、控えめにカスタマイズして130万円ってのはやはり高いと言わざるを得ない(2009年2月現在、AppleStoreでのカスタマイズ結果)。映像用にメモリとグラフィックカードを奢ったらあっという間に200万円オーバーだ。

自分の周囲の音楽製作環境をざっと見回しても、ではMac本体にこれほどの金額をかける必要があるかと問われればそれは疑問だ。もちろんネイティヴ動作前提の市販のほとんどの音楽用ソフト=DAWは、軽快な動作は本体のCPU能力やメモリや記録媒体とのバススピードに依存するので、高性能=早い=高い方が良い。しかしレコーディング業界のデファクトスタンダードとなったProtoolsHDを導入するなら、主立った処理は全て専用DSPが行うので、Mac本体はシステムとProtools softwareが安定して動作するだけで良い。それならメモリを増設してもせいぜい50万円程度であろうか。無論ProtoolsHDパッケージやデータ保存先の外付けHD、必要ならディスプレイも買わなきゃいけないから本体以外への投資額は400万円くらいになってしまうが。
そんなBMW3シリーズ新車1台分のような金額を出さなくても、Protoolsシリーズにもネイティヴ動作のProtools LEなどのCPUに厳しく財布にやさしいヴァージョンも存在するが、業務用レベルでセッションファイルのやり取りが無く、その他のDAWの波形編集機能とのアドヴァンテージが無視できる程度であれば、そんな廉価版を選択する意味がわからない。自分は録音した後で波形をこね繰り回す機会はそうそう無いし、ミュージシャンとしてはその加工に依存する演奏態度は如何なものかと思っているのでなおさらだ。
デファクトスタンダードなんて関係ないもんね、みんながボールペンが便利だって言うけどオレは万年筆の書き味が好きなんだもんね、という信念に基づいて、自分に合ったDAW、録音機材で製作することはもちろんできる。職業としてのエンジニアでなく、実演家(=ミュージシャン)という立場での選択ならむしろ後者を支持したいわけだが、そうなると冒頭のMac本体の能力に依存し、Mac本体の価格が高くなるという状況に頭を悩ませることになる(実際に高価なのはMac本体ではなく、メモリやHDが高いのだが)。
増して自分の場合、LogicPro7.2.3にとりあえずの不満が無い以上わざわざMac本体を買い替え、OSをアップグレードし、メモリを増設してもLogic8を導入する強い動機が無い。だがLogicPro7がいつまで使えるかという問題はあるし、OS10.4.11のセキュリティ問題はもちろん、様々なソフトウェアの要求OSのヴァージョンは10.5以降になるのは必定である。
自分の場合、今後某内ヶ崎君のようにソフトウェア音源を追加して行ったらCPUが悲鳴をあげたなんてことにならない限り、Mac本体のリプレイスは当分なさそうだけど。
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