2009.03.20 Fri
ファイルをいただきます
最近急速に市場が広がってきたハンディデジタルレコーダーによる録音である。幹さんの所有機材はKORG MR-1である。同ラインナップ上にあるMR-1000を買おうと一時期本気で悩んだ服部としては、今回のこの音は何としても聴いてみたい。そろそろ2ヶ月も経とうかという本日、ようやくファイルをいただくことができた。

幹さん宅にて。外付けHDD同士の移動、しかもUSB2.0だから時間がかかるかかる…。
コピー作業中いろいろなお話をすることができた。幹さんのような知識と見識のある方と機材話をするのは無条件で楽しい。リヴィングにはこんなものが無造作に置かれていたりする。

中学1年生の頃YAMAHA仙台店の2階で夢中で弾きまくったなぁ。
で、このエントリーを打ちながら聴いてみている。KORGのwebsiteでは「録音の世界に新風を吹き込むMR-1 1ビット・モバイル・レコーダー。このサウンドに触れたら、もう後戻りできません。」と謳われているが、正直目(耳)からウロコが落ちる…とはならなかった。もっとも44.1kHzのWAVEファイルに変換されてはいるので、いろいろと欠落というか抜け落ちている要素もあるのだろう。そう言う意味ではやはり変換前のデータを本体からのアウトで聴いてみたいという気はする。
1bitレコーディングされたデータとWAVEフォーマットデータは別物という理解で正しいだろうか。ちょっと自信がなくなってきたぞ…。
期待はずれみたいな書き方をしたが、ではこれまでのライヴ会場での録音方法と比べてみたらどうなのか。例えばコンデンサマイクを2本立ててDATやCD-Rで録音する方法だ。今までの経験から述べる。
結論から言うと全く遜色無い。むしろバッテリー駆動さえ可能な掌サイズのレコーダーの音としては破格に音が良いと言える。スタジオに据え置きするマスターレコーダーよりも、外に持ち出して耳で聴いた通りの音が録音できるのは単純に楽しそうだ。風景写真を撮るような感覚で、風の音や水の流れる音を録っておくのもいいよね。
私は別メーカーのとある機種が欲しいのだが、購入はいつになるのだろうか。
| ただいま作業中 | 00:15 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
お疲れ様でした
こちらこそ色々なお話が聴けて楽しかったです。
録音フォーマットもさることながら、「じゃあマイクにはどこまで求めるのか」というのも、いつも悩んでおります。(^^;
いまのところ、「いつでもどこでも感じたままに?録音できる」ところでいいのかな、とも。
| 幹 アトム | 2009/03/20 08:53 | URL | ≫ EDIT