2009.04.21 Tue
最終段にMACKIE.を介さないミックスダウン
あんまり寝かしておくと結局飽きてしまう自作品。そろそろ発酵寸前のやばい感じが漂ってきたので、「さよならだけが人生だ(仮)」のミックスダウンを本格的に行う。
昨日試行錯誤したもののどうにもこうにもリヴァーブが思い通りにならなかった。とにかく空間系のプラグインイフェクトはオケに馴染みにくい。Logic純正のプラグインが悪いのか自分のミックスの腕が悪いのか。おそらく両方なのだろう。今夜は伝家の宝刀ENSONIQ DP/4に任せてしまうことにする。ディレイとプレートリヴァーブの組み合わせ。
普段ならこいつはMACKIE.24.8上で混ぜてしまうのだが、今夜はちょっと違う。DP/4をかけたいメロディを弾いているギターのイフェクトセンドアウトをメインバスの隣(当スタジオではOutput3-4となる)にルーティングする。このOutput3-4はMACKIE.に立ち上がりそれを受けたチャンネルのAUX OUTからDP/4に送られる。DP/4のアウト=イフェクトリターンをやはりMACKIE.に戻り、バス経由でMOTU2408MK3の任意のインプットに送る。Logicの方ではステレオAUXチャンネルを作り、2408のインプットに指定する。このAUXインプットの信号の行き先をメインバスにルーティングすれば、ミックスダウンはメインバスのバウンスで済んでしまう。
この方法は先日師匠のSSK師といっしょに行ったMetric Halo MobileI/O2882+DSPをセッティングした際に話し合ったセッティングプランで、メインのモニターのために8つあるアナログアウトプットのメインの1ステレオバスを直接アンプに送る(なるべくピュアな信号をアンプに送るため)。で、それ以外のアウト3~8とインプットの1~8はアウトボードへのセンド/リターンに使えば良いのである。その予行演習というわけだ(すでに2882を買う気になっている)。
文章にするとずいぶん長くなってしまうが、これでMACKIE.を介さないミックスができる(厳密にはイフェクトリターンだけはMACKIE.経由だが)。
流石のDP/4、ようやくリヴァーブがオケ全体に馴染んだのでさらにチェックしてみると、ベースが野太すぎる。これまでも気づいていたが気づいていないふりをしてきたのだ。ベースは生で弾いたものにプラグインのコンプをかけ、さらにベースアンプシミュレータをかませている。まぁそういうプログラムを選んではいるのだが、どうにも太すぎるじゃないの。アンプシミュレータの後ろにチャンネルEQをかませてアナライズ(周波数パターンをリアルタイムにグラフィックで見せてくれる)してみたところ、ものの見事に800Hzあたりから下しかいなかった。ん~、これはEQ処理でどうにかするよりも単純にアンプシミュレータをかませる前の素のベースのファイルを別トラックに立ち上げてパラレルで鳴らした方が補完しあえていいだろう。
ということでさらにトラックを追加し元のベースのファイルを貼付ける。こっちの方はローよりも弦をピッキングした時のギョリンというあたりをパラメトリックEQでブーストして徐々に加えていく。
ようやくどうにかなった。早速バウンス。バウンス後のファイルをDSP-Quattroで読み込み波形の不要部分をカットしたりF.IやF.O.を処理。その後16bit/44.1kHzに変換して(元は24bit/48kHz)ダイナミクス処理。
リミッター>マルチバンドコンプ>リミッターでソフトに音圧を稼ぐ。完成。
昨日試行錯誤したもののどうにもこうにもリヴァーブが思い通りにならなかった。とにかく空間系のプラグインイフェクトはオケに馴染みにくい。Logic純正のプラグインが悪いのか自分のミックスの腕が悪いのか。おそらく両方なのだろう。今夜は伝家の宝刀ENSONIQ DP/4に任せてしまうことにする。ディレイとプレートリヴァーブの組み合わせ。
普段ならこいつはMACKIE.24.8上で混ぜてしまうのだが、今夜はちょっと違う。DP/4をかけたいメロディを弾いているギターのイフェクトセンドアウトをメインバスの隣(当スタジオではOutput3-4となる)にルーティングする。このOutput3-4はMACKIE.に立ち上がりそれを受けたチャンネルのAUX OUTからDP/4に送られる。DP/4のアウト=イフェクトリターンをやはりMACKIE.に戻り、バス経由でMOTU2408MK3の任意のインプットに送る。Logicの方ではステレオAUXチャンネルを作り、2408のインプットに指定する。このAUXインプットの信号の行き先をメインバスにルーティングすれば、ミックスダウンはメインバスのバウンスで済んでしまう。
この方法は先日師匠のSSK師といっしょに行ったMetric Halo MobileI/O2882+DSPをセッティングした際に話し合ったセッティングプランで、メインのモニターのために8つあるアナログアウトプットのメインの1ステレオバスを直接アンプに送る(なるべくピュアな信号をアンプに送るため)。で、それ以外のアウト3~8とインプットの1~8はアウトボードへのセンド/リターンに使えば良いのである。その予行演習というわけだ(すでに2882を買う気になっている)。
文章にするとずいぶん長くなってしまうが、これでMACKIE.を介さないミックスができる(厳密にはイフェクトリターンだけはMACKIE.経由だが)。
流石のDP/4、ようやくリヴァーブがオケ全体に馴染んだのでさらにチェックしてみると、ベースが野太すぎる。これまでも気づいていたが気づいていないふりをしてきたのだ。ベースは生で弾いたものにプラグインのコンプをかけ、さらにベースアンプシミュレータをかませている。まぁそういうプログラムを選んではいるのだが、どうにも太すぎるじゃないの。アンプシミュレータの後ろにチャンネルEQをかませてアナライズ(周波数パターンをリアルタイムにグラフィックで見せてくれる)してみたところ、ものの見事に800Hzあたりから下しかいなかった。ん~、これはEQ処理でどうにかするよりも単純にアンプシミュレータをかませる前の素のベースのファイルを別トラックに立ち上げてパラレルで鳴らした方が補完しあえていいだろう。
ということでさらにトラックを追加し元のベースのファイルを貼付ける。こっちの方はローよりも弦をピッキングした時のギョリンというあたりをパラメトリックEQでブーストして徐々に加えていく。
ようやくどうにかなった。早速バウンス。バウンス後のファイルをDSP-Quattroで読み込み波形の不要部分をカットしたりF.IやF.O.を処理。その後16bit/44.1kHzに変換して(元は24bit/48kHz)ダイナミクス処理。
リミッター>マルチバンドコンプ>リミッターでソフトに音圧を稼ぐ。完成。
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