2009.04.23 Thu
環境改善
二日連続で作業した「さよならだけが人生だ(仮)」「Best Regards SAKURA」のミックスダウン結果は、結果的に満足できるものだった。これらの曲のミックスダウンで初めて体験したアナログミキサーを経由しない手法、これは暁スタジオの通常システムとして真剣に検討する価値があるかもしれない。中規模なシステム変更となる気配だ。
きっかけは先日の試聴会である。”Metric Halo MobileI/O2882”1台でモニターコントロールまで含めて単体でこなしているのを体験し、大きな衝撃を受けた。予想以上にMetric Haloの音質が良かった事も驚きであったが、モニターコントローラーを兼ねているMACKIE.の音質劣化あるいは色づけが顕著だったことが最大の驚きであった。暁スタジオのデフォルトオーディオインターフェイス、MOTU2408MK3(以下2408)にもCueMixConsoleという専用アプリケーションがある。これを使えば2408内部でも同様にできるはずなのだ。なるべくピュアな信号をモニターするには、もはやアナログミキサーは邪魔という事実をにわかには受け入れられずにいたのである。
これまでの暁スタジオ、2408はMACKIE.24.8とバス経由で常時接続された状態である。またアウトボード類もパッチベイを介してMACKIE.と常時接続されている。これはミキサーを中心とした旧時代のセッティングとしてはごく真っ当かつ当たり前のセッティングであったし、フェーダーやロータリーといった操作子にすぐにアクセスできることは今でも利点には違いない。しかしその利点はモニター音質の劣化とは引き換えにできないと思う。機能のレベルが同じなら、音質が良い方を取るべきではなかろうか。
そんなわけで、ここはひとつ2408によるモニターコントロールも含め、Logicの音を最短距離でアンプに送り込むシステムを構築してみようじゃあ~りませんか、と思い立った次第。
さてそのようなシステムに移行したとして、服部の作業スタイルで懸案となるのは「1:アウトボードのルーティング」と「2:録音時のキューミックス」である。
1:については2408のアナログアウトとインを直接当該機に接続しすることで可能になる。7~8台あるアウトボードへの接続の度に背面に回り込むのが面倒くさいなら、パッチベイを経由するのもアリだろう。
2:については研究が必要だ。前述のCueMixConsoleを使うことによって解決できるはずだ。まず自分以外のプレイヤーが居る場合。プレイヤーのヘッドフォンモニター用のキューミックスを作るにしても、アナログインプット/アウトプットは1:のため占領されることが多くなろう。となるとa-datアウト→KORG 880D/Aを併用して新たなキューミックス用のアナログアウトプット8つを設定すれば、あとはヘッドフォンアンプ(あるいは簡易ミキサー)に接続すればOKだ。
問題は自分一人で録音する場合だ。2408の任意のインプットとLogicの再生音を、レイテンシーを気にすることなく同一の(アンプに接続されている)バスアウトに送ることはできるだろうか。チェックしてみる価値はある。というかそれができなくては2408にわざわざdspを搭載し、専用のコンソールアプリケーションが付属している意味がわからない。
いよいよOCT/PASS公演の音楽制作に着手するにあたり、早々にチェックを終えなければならない。
きっかけは先日の試聴会である。”Metric Halo MobileI/O2882”1台でモニターコントロールまで含めて単体でこなしているのを体験し、大きな衝撃を受けた。予想以上にMetric Haloの音質が良かった事も驚きであったが、モニターコントローラーを兼ねているMACKIE.の音質劣化あるいは色づけが顕著だったことが最大の驚きであった。暁スタジオのデフォルトオーディオインターフェイス、MOTU2408MK3(以下2408)にもCueMixConsoleという専用アプリケーションがある。これを使えば2408内部でも同様にできるはずなのだ。なるべくピュアな信号をモニターするには、もはやアナログミキサーは邪魔という事実をにわかには受け入れられずにいたのである。
これまでの暁スタジオ、2408はMACKIE.24.8とバス経由で常時接続された状態である。またアウトボード類もパッチベイを介してMACKIE.と常時接続されている。これはミキサーを中心とした旧時代のセッティングとしてはごく真っ当かつ当たり前のセッティングであったし、フェーダーやロータリーといった操作子にすぐにアクセスできることは今でも利点には違いない。しかしその利点はモニター音質の劣化とは引き換えにできないと思う。機能のレベルが同じなら、音質が良い方を取るべきではなかろうか。
そんなわけで、ここはひとつ2408によるモニターコントロールも含め、Logicの音を最短距離でアンプに送り込むシステムを構築してみようじゃあ~りませんか、と思い立った次第。
さてそのようなシステムに移行したとして、服部の作業スタイルで懸案となるのは「1:アウトボードのルーティング」と「2:録音時のキューミックス」である。
1:については2408のアナログアウトとインを直接当該機に接続しすることで可能になる。7~8台あるアウトボードへの接続の度に背面に回り込むのが面倒くさいなら、パッチベイを経由するのもアリだろう。
2:については研究が必要だ。前述のCueMixConsoleを使うことによって解決できるはずだ。まず自分以外のプレイヤーが居る場合。プレイヤーのヘッドフォンモニター用のキューミックスを作るにしても、アナログインプット/アウトプットは1:のため占領されることが多くなろう。となるとa-datアウト→KORG 880D/Aを併用して新たなキューミックス用のアナログアウトプット8つを設定すれば、あとはヘッドフォンアンプ(あるいは簡易ミキサー)に接続すればOKだ。
問題は自分一人で録音する場合だ。2408の任意のインプットとLogicの再生音を、レイテンシーを気にすることなく同一の(アンプに接続されている)バスアウトに送ることはできるだろうか。チェックしてみる価値はある。というかそれができなくては2408にわざわざdspを搭載し、専用のコンソールアプリケーションが付属している意味がわからない。
いよいよOCT/PASS公演の音楽制作に着手するにあたり、早々にチェックを終えなければならない。
スポンサーサイト
| 機材 | 22:26 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
うーん、さっぱりわからんがお久しぶり。ポッドキャストまだですか?
やっとバンド始めました。やっぱスタジオで轟音はいいね。
| かたえみ | 2009/04/24 11:18 | URL |