暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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LogicPro7にS90XSを認識させる方法

S90XSからLogicPro7をリモートコントロールできるとYAMAHAは言う。果たしてそうだろうか。参考までに当暁スタジオのセットアップをご紹介する。現状ではS90XSからLogicPro7をリモートコントロールできている。環境は以下の通り。

OS : Mac OS X 10.5.8(Leopard)
DAW : Apple LogicPro7.2.3

PowerMacG5 2.5GHzDUAL 4.5GB
RAM : 4.5GB

まずYAMAHA製USB-MIDIドライヴァをダウンロードしインストールする必要がある。取り扱い説明書に掲載されているURLにはすでに無い。私が発見したのは以下のURLである。

http://www.yamahasynth.com/jp/downloads/drivers_software/synthesizers/s9070_xs/driver/

インストールにあたってはインストーラと同梱のpdfや取り扱い説明書を熟読すること。インストール時の注意事項が書いてある。ドライヴァをインストール後LogicProにてS90XSを認識させる。それも2種類ある。ひとつはMIDI外部音源として。もうひとつはリモートコントローラーとして、である。作業にあたってはMac本体とS90XSをきちんとUSB接続すること。検証作業の合理化のため、S90XSはマルチモードにしておくことをお勧めする。

■MIDI外部音源として認識させる■
1:エンバイロメントウィンドにて「新規」→「マルチインストゥルメント」を作成する
2:名前を入力する(この場合S90XS)
3:「パラメータ」カラム内のポートリストからS90XS Port1を選択する
4:マルチインストゥルメント「S90XS」の実際に自分が必要とするMIDIチャンネルは解放しておく=「/」が入ったチャンネルをクリックして/をはずす。筆者は1~16chすべて解放

検証の仕方として一番簡単なのはLogicのアレンジメントウィンドウ上にMIDIインストゥルメントトラックを作成し、S90XSを割り当ててみることである。エンバイロメントウィンドウで設定したMIDI chが無事に発音=受信しているか確認する。万一S90XSが鳴らない場合はマルチモード上で鳴らないトラックにちゃんと発音確認がしやすい音色(アタックが早くディケイタイムがそれなりに長いもの)が割り当てられているか確認するとよい。

■DAWリモートコントローラーとして認識させる■
1:「環境設定」>「コントロールサーフェス」>「セットアップ…」
2:「新規」>「インストール…」>「Mackie Designs Mackie Control」を選択。「追加」>「終了」
3:新規に作成された「Mackie Control」がS90XSなので、名前を変更(この場合S90XS)
4:パラメータカラム内の出力ポートリストとインプットリストにてPort2を選択

さて暁スタジオではこの認識方法では完璧ではない。問題はコントールサーフィスの設定時の4。リストの表示はS90XS PortXとは表示してくれないのである!筆者の場合他にUSB接続の入力装置がふたつ(KORG padKONTROLとFRONTIER DesignのArphaTrack)あるため、はっきり言うと当てずっぽうで指定して動いた選択肢が正解、という状態である。リスト内表示上はどう見てもUSB MIDIインターフェイスMOTU MTP AVのPort1~16のPort2なのだが、それを指定してみたら無事にコントロールできてしまっている状態なのである。

この記事を書くために前記の手順を再確認してみたのだが、まんまと認識されていなかった(笑)。よくよく確認すると、実はそもそもG5にS90XSが認識されていなかったのが原因である。暁スタジオのG5とS90XSはPCI-X規格で増設したUSBカードのポートを使用して接続しており、これが認識の甘さなのではないかと想像する。本体と直結ならもしかしたら「YAMAHA S90XS PortX」の表示が出てくるのかも。
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| 機材 | 18:32 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

はっとり様

本当にどうもありがとうございました。

本日、YAMAHAから連絡がありましたが、取説の方が間違っているという事でした。笑
確かに、Port 1~5までしか見えないとの事で、おっしゃるとおりPort 2を割り当てれば問題なしという事でした。

S70を外部音源としても利用出来本当に、満足です。

もっとうまくなれるようにがんばります。今後ともご指導の程宜しくお願い致します。

ゆう

| ゆう | 2010/01/14 22:11 | URL |

◇ゆう様
お、YAMAHAに直接問い合わせされたのですね。正しい対処方法です。
YAMAHA、間違えてるなら訂正告知しろよ!という感じですが(笑)、
実を言うと「Port1~5」という表示ですら無いです。

これを完全に検証するにはUSB接続の音楽系機材を全部取り除いてから、
S90XSのみ接続の状態にするしかないのですが、面倒くさいなぁ。

つまりゆう様のLogicPro8のコントロールサーフィスの設定時には、
S90XSはMackie Controlとして認識され、Input/Outputのそれぞれの
プルダウンリスト内には単に「Port1~5」と表示はされるのですね??

だとすると、当スタジオでは正しく認識されていないことになるなぁ…。
ウチでは上から順に(恐らく)KORG padKontrolのPort1~3、ArphaTrack、
MTP AVのPort1~16、同NetPort、同ADAT Portしか表示されていないです。
もしかして…とMTPのPort2を選択したら動いた、と。

| はっとり | 2010/01/15 09:00 | URL |

はっとりさん

アップありがとうございました。
無事、Environmentの設定も完了しました。

以下、おっしゃられる通りです。

Port 1-5と見えます。
Port 2を選べば、ばっちり動きますが。
やはりCubase以外のDawに関しては、自力でやれということなんでしょうか。苦笑。付録のCUbase AIをちょっとだけいじりましたが、やはり文化が違いますね。ずっとLogicで行きたいです。今回は、色々お世話になりました。

ブログのアップ楽しみにしています。

^^^^^^^^^^^^
つまりゆう様のLogicPro8のコントロールサーフィスの設定時には、
S90XSはMackie Controlとして認識され、Input/Outputのそれぞれの
プルダウンリスト内には単に「Port1~5」と表示はされるのですね??

| ゆう | 2010/01/16 09:54 | URL |

◇ゆう様
追加の報告をありがとうございます。

>>Cubase以外のDawに関しては、自力でやれ

いやぁ、ほんとですな。このままだとStenbargだけでなくベーゼンドルファーの未来も暗いかもですね(笑)。

私が使っていた頃、CubaseVST5との比較ですが、オーディオファイルの管理方法はLogicの方が直感的かつ便利でした。音質についても密度というか、解像度が上がった印象があります。VSTという規格そのものはオープンで良いと思うのですが、フリーのプラグインなど玉石混交になってしまっているのが惜しいですね。

| はっとり | 2010/01/16 14:43 | URL |















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