2010.03.14 Sun
SM2とエディターとS90XS
「オトメロディ」、昨夜録ったヴォーカル2テイクでなんとか行けそうな予感で満々。ということで今夜の作業目的はふたつ。
1:メインのOKヴォーカルのダメな部分を見つけ、予備のテイクと部分的に差し替え
2:ハードウェア音源を録音してしまう
まず1。2箇所ほど許せない部分があったのでそのフレーズだけ差し替え。すぐ終わる。で、2。ハードウェア音源を実オーディオデータ化。つまり録音。買ったばかりのYAMAHA S90XSがほとんどだが、どうしてもというところだけは腹心のシンセが活躍している。今回はENSONIQ SQ-RとRoland JV-880。あと思いつきでベル系の音色のためにYAMAHA TG55を追加。ベルはS90XSとTG55でダブルヤマハ攻撃。ブラスに関しては録音時にMACKIE.のマスターフェーダーでヴォリュームを上げ下げ。単なるロングトーンにならないように。これはとにかく淡々とやるしかない。
ところでここ最近悩んでいた事象にYAMAHA SM2がある。SM2とは何か。USB接続可能なYAMAHAのデジタル機器のセッティング、エディット、コントロールをMac側から行うためのプラットホームアプリケーションである。当スタジオの場合SM2の上にS90XSエディターが乗る。こいつがクセモノ。なぜかS90XSと通信できないのである。
まずは王道、ケーブルがちゃんとつながっているか。つながってる。PowerMac G5とS90XSはPCI-Xで増設されたUSBポートに接続していたため、念のため本体のUSBポートに接続しなおしてみる。が、結果は変わらず。
原因はソフトウェアの設定ミスだった。S90XSエディターのMIDIポート設定がうまくいかず行き詰まっていたのだが、実はSM2のMIDI設定こそが重要だった。S90XSとMacの通信ポート(S90XSには5つのUSB MIDIポートがある。通常DAWとの通信に使用されるのはPort1)をまずSM2側で設定しないとエディターにも反映されないのだった。しかもpdfマニュアルが最新のヴァージョンに対応してない上にキャプチャー画面はすべてWindowsXPのもの。わかりにく!こういうの得意だよね、YAMAHA。
解決してMac上のエディターからいろいろセッティングをいじってみると、これが快適(笑)。一番快適なのがプログラム選び。何しろ収録プラグラムの数が膨大なので。特にカテゴリーリストからの選択が楽。ん~。マンダム。
<追記2010.03.15.>
YAMAHAのウェブサイト上には最新版のマニュアル(pdf)が存在した。
http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/mixers/smv2_ja_om_e0.pdf
結果このStudio Managerのマニュアル上では図例がWinXPのものであっても、そのせいで内容がわかりにくくなっていることはない。が、やはりソフトウェアそのものとマニュアルの関係は「わかりやすい」ものにはなっていないと私は思う。周囲の人間からも「YAMAHAの電子楽器のマニュアルはわかりづらい」という感想を聞いたことがあるので、私一人が難解と感じているわけでもないようだ。少し考えてみたのだが、YAMAHAのエディターが難解なのは、電子楽器の機能やインターフェイスを整理してきれていないからなのではないか、と思う。朝倉大介が「機械(シンセ)の気持ちになってエディットする」という意味のことを語ったそうだが、その思考はアリか?
ということで当初このエントリーのカテゴリを「レコーディング」にしていたが、「機材」へ変更する。
1:メインのOKヴォーカルのダメな部分を見つけ、予備のテイクと部分的に差し替え
2:ハードウェア音源を録音してしまう
まず1。2箇所ほど許せない部分があったのでそのフレーズだけ差し替え。すぐ終わる。で、2。ハードウェア音源を実オーディオデータ化。つまり録音。買ったばかりのYAMAHA S90XSがほとんどだが、どうしてもというところだけは腹心のシンセが活躍している。今回はENSONIQ SQ-RとRoland JV-880。あと思いつきでベル系の音色のためにYAMAHA TG55を追加。ベルはS90XSとTG55でダブルヤマハ攻撃。ブラスに関しては録音時にMACKIE.のマスターフェーダーでヴォリュームを上げ下げ。単なるロングトーンにならないように。これはとにかく淡々とやるしかない。
ところでここ最近悩んでいた事象にYAMAHA SM2がある。SM2とは何か。USB接続可能なYAMAHAのデジタル機器のセッティング、エディット、コントロールをMac側から行うためのプラットホームアプリケーションである。当スタジオの場合SM2の上にS90XSエディターが乗る。こいつがクセモノ。なぜかS90XSと通信できないのである。
まずは王道、ケーブルがちゃんとつながっているか。つながってる。PowerMac G5とS90XSはPCI-Xで増設されたUSBポートに接続していたため、念のため本体のUSBポートに接続しなおしてみる。が、結果は変わらず。
原因はソフトウェアの設定ミスだった。S90XSエディターのMIDIポート設定がうまくいかず行き詰まっていたのだが、実はSM2のMIDI設定こそが重要だった。S90XSとMacの通信ポート(S90XSには5つのUSB MIDIポートがある。通常DAWとの通信に使用されるのはPort1)をまずSM2側で設定しないとエディターにも反映されないのだった。しかもpdfマニュアルが
解決してMac上のエディターからいろいろセッティングをいじってみると、これが快適(笑)。一番快適なのがプログラム選び。何しろ収録プラグラムの数が膨大なので。特にカテゴリーリストからの選択が楽。ん~。マンダム。
<追記2010.03.15.>
YAMAHAのウェブサイト上には最新版のマニュアル(pdf)が存在した。
http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/mixers/smv2_ja_om_e0.pdf
結果このStudio Managerのマニュアル上では図例がWinXPのものであっても、そのせいで内容がわかりにくくなっていることはない。が、やはりソフトウェアそのものとマニュアルの関係は「わかりやすい」ものにはなっていないと私は思う。周囲の人間からも「YAMAHAの電子楽器のマニュアルはわかりづらい」という感想を聞いたことがあるので、私一人が難解と感じているわけでもないようだ。少し考えてみたのだが、YAMAHAのエディターが難解なのは、電子楽器の機能やインターフェイスを整理してきれていないからなのではないか、と思う。朝倉大介が「機械(シンセ)の気持ちになってエディットする」という意味のことを語ったそうだが、その思考はアリか?
ということで当初このエントリーのカテゴリを「レコーディング」にしていたが、「機材」へ変更する。
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