2010.03.18 Thu
大音量ミックスダウンの功罪
結局オートメーションを書き込んだトラックのトータル音量調整の件。具体的にはヴォーカルだったわけだが、ゲインをいじることなくEQの特定の周波数をブーストすることで今回は解決してしまった。その他コーラスはバスフェーダーに4トラックまとめて送って、バスフェーダーにオートメーションを書き込んだ。
いつもは卓前に座って、さほど大きな音を出さないで作業することを好む私。この曲では久しぶりに大音量でミックスチェックをしてみた。大音量で鳴らしつつ、部屋のいろんなところでチェックするのである。こうやると目立たせたい音が狙った通りに目立っているかのチェックが楽。その代わりディテイルのチェックはおざなりになる。あと単純にドラムの聴こえ方が違うなぁ。気持ち良いか良くないかの判断が楽。
で、大音量で聴いて気持ち良くなるように整えて、今度はいつもの音量でチェック。今度は細かいところをつぶしていく。ペンで書いた漫画原稿の、はみ出した線をホワイトで修正するような作業。
これを交互に繰り返して完成とした。
1月26日のKeyboardist Union@仙台Vol.5に出演してくれたHHMのメンバーのみなさん、もし聴きたかったらメールください。mp3ファイルを共有いたします。
| レコーディング | 23:58 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑
私は結構大音量かなぁ…。
というか、大音量でもなんとなくミックスできるスピーカーに巡り会ったのが大きいのかも。(UREI 809Aってヤツですが…。)
とはいえ、逆に良いスモールモニターに逢ってないのかもなぁ…。
未だに、10Mだったら出来るけど、長時間は疲れるから嫌だし…。消去法でSONY SMS-2Pでやっているだけなんですけど。
ちなみにジェネレックは作業してるうちに気持ちが落ち込んでいくので好きではないし…。KRKは中域が張り出してだまされるから苦手…。
それでも迷うならTEAC S-300を引っ張りだす始末…。なんか良いスモールないすかね????
| SAKASHITA | 2010/03/19 00:26 | URL |