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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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Fall,Rain Fall

本気モードでプリプロなどと書いた手前、本格的に作業に入る。ひょんなことから生まれた新曲、メロディもハーモニーもリズムやベースの細かいところまで(自分の頭の中で)ずいぶん明らかになっているので、作業は早い。

敢えて機械的なボサノバ系のリズム。こういう抽象的な機械音が欲しい時はLogic純正P/I"UltraBeat"でも良いのだが、基本的にハードウェア優先の心でKORG ER-1を採用。以前発生した謎のMIDIクロック受信トラブル以来すでにこいつにはMIDIケーブルを挿していない(笑)。のでER-1でパターンを組み、インストごとにトラックを分ける。つまり3回録音するわけだ。しかも手動で(笑)。メトロノームに合わせてスタートスイッチを押すこと3回。あとは波形の方で頭をあわせてやる。

敢えてER-1では16分音符を鳴らしていないので、StylusRMXでShakerのパターンを物色。

ベースは本当はウッドベースでいきたいようなイメージがあるが、今夜のところはシンセベースで。Logic純正P/I"es p"というアナログポリフォニックシンセモデル。適当なプリセットをエディット。

エレピはS90XSのハードヴィンテージなるプリセット。左手でルートを追いかけないように注意。

流れでメロディは同じくS90XSのエスニックバンクから"kawala"。モノフォニックの笛のようなプリセット。

LogicでS90XSの音色管理をあきらめているのでYAMAHAのStudio Manager上で走るS90XSのエディターが非常に重宝している。カテゴリー分けされた音色リストからバンバン試奏しながら音色を選べるだけでも便利。EGやイフェクトパラメータの手直しなどもグラフィカルでわかりやすい。今後これに慣れてライヴ会場で本体に付いている小さな液晶画面だけであれこれいじるのが苦痛になりそうでコワい。

A-B-Aと曲の骨格を完成させて今夜は終了。鬱々とした景色を想起させるので曲のタイトルは「Fall,Rain Fall」とした。
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