暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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ノーチラス音楽制作07

OCT/PASS主宰者にしてノーチラスの作家にして演出の石川裕人さんからメール。ダンス音楽の催促である。のお!催促されちまった!

リフはできてるしリズムも8割は打ち込み終わっている。裕人さんに必要な演奏時間を確認。3分だと言う。そうですかそうですか。問題はメロディそのものができていないこと、そもそもメロディが必要な曲なのか、インストなのか歌モノなのか、ということなのだが、それはともかく、なんとなく頭の中で鳴っているもう少し必要な音を加えることにする。

リフは4小節。8分音符主体でけっこうスカスカなもので、その間を過剰に埋めすぎない程度に音を加える。オープンハイハットにディレイをかけて左右に飛ばせばいいんじゃないか。それは良いのだが、あまり中域が豊かでないあまり生々しくない機械っぽいハイハットサンプルはどこにあるかなぁ。とりあえずプラグイン音源でなんとかならないか、Ultrabeatを起ち上げてみる。適当なキットを捜しているうちに内蔵シーケンサーがあることに気がつく。曲に合わせてこれまた適当に走らせてみたら丁度良いところにまさに欲しいハイハットのパターンがあるではないか!ラッキー(笑)。シーケンスパターンからハイハット以外の音符をどんどん取り除く。こうやってひとつひとつの音をチェックしてみると、単体で鳴らした時は「なんだこりゃ、どう使えってんだ」と思ったサンプルも、パターンの中で、いわゆるゴーストノート的な役割として非常に有効なことがわかる。ふむ。

ま、それでも使うのはオープンハイハットの音だけだけど(笑)。

あと8小節ごとに出てくる80年代的なハンドクラップ。当然LINNドラムですね(笑)。プラグインサンプラーのEXS24のライブラリにLINNのサンプルがあるのよ。へっへっへ。鳴らしてみる。ま、そのままじゃ使えないですな、当然。目指すのはもちろんあれですよ。P印のあのハンドクラップ。まずリヴァーブをインサート。ゲートリヴァーブじゃあまりにもアレなので、ショートタイムリヴァーブをうっすらかけて…。おっとイカン、リヴァーブの前にEQでちょっとハイをブースト。あぁ、リヴァーブがキンキンいうなぁ。リヴァーブをさらにちょっといじる。で、コンプレッサーでがっつり潰していくと…。へへへ。80年代ってみんなこんな音だったなぁ。

ようやくリズムが落ち着いたので、リフの補強。まずS90XSでオーケストラヒットを捜す。が、ちょっと違ったみたい。なのでQuickBowなるカテゴリーから「ぎゃん!」という感じのストリングスアンサンブルをチョイス。取りあえず今はS90XSを直接鳴らしているので、後で録音してからコンプでガツンですよ。

イントロを作りたいんですがね。別の曲に使った琴のような音色ででっち上げられないかな、ということで、鍵盤の前で唸ること数分。思いつきで、普段はドラムの打ち込みに使うKORG Pad Kontrolで「叩いて」みる。あ、いいっすね。試行錯誤することさらに数分。ガチガチに尖った音が多いリズムセクションとあまりコントラストが付かず、結局このプランはボツ。怪しい中東の笛の音色を捜す。当然モノラルのプログラム。ヘロヘロ~と弾く。今夜はここまで。
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