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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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ノーチラス音楽制作23

場面転換に使われる音楽を作る。モチーフはかなり初期の段階からアタマの中にあったのだが、実際にどうまとめるかが具体的にならずにいた。熟成させた甲斐あって、完成予想図みたいなものはできた。取りあえず今夜はメインのリフレインをきちんと作る。

ディストーションミュートギターで8分音符連打!みたいなのをイメージしていたので、まずはギターで弾いてみる。おお!何とかなるじゃないか!しかしキケンは犯さずシンセで弾くことにする。LogicPro内蔵プラグインシンセES2のユーロっぽいザクザクした音色。

リズムの流れは6/8拍子なのだが、実際に弾いてみたリフは明らかに拍数が中途半端。こりゃ9/8拍子か?う~。なんだかよくわからなくなってきたので、まず6/8でリズムを打ち込んでみる。それに中途半端な状態のリフを同時に鳴らしてみる。あぁ、なるほど、あちこち抜けてる感じがする。

ここからが苦しかった。ひとつひとつの音にクローズアップしすぎると流れがわからなくなり、やや俯瞰してチェックするとどこが抜けているのかわからなくなる。背後に聞こえるハーモニーを実際に打ち込んでみて整合を図る。ようやく納得できるものになったのでさらに音色をレイヤーしてみる。こっちは同じく内蔵プラグインシンセSculpture。マレット系のパーカッシヴな音。

この曲には他に秘策がある。そのために6/8拍子で整合性をとったのだ。それについてはまた後日。
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