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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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ノーチラス音楽制作33

朝から作業。S2羅臼の歌にストリングスセクションを打ち込み。オブリガードをこれでもかと挿入。ああ、つらい。知識が無いのにそれらしいことをするのは大変だ。ソロヴァイオリン2声とチェロ。どちらもS90XS。ヴァイオリン2声分はEXS24のストリングスセクションのプログラムをレイヤーする。

さてめちゃくちゃしんどい生業を経て夜。場面展開の曲に生楽器を加える。生楽器とはドラムである。ドラマーは秋保太郎。彼の自宅のスタジオに機材を持ち込み録音。

taro_rec.jpg

マイクはトップにSHURE BETA57、キック用にAKG C3000。いや、おっしゃりたいことはよくわかるが、現状はこれがベストではないか。見逃してくれよ!

スタジオの音そのものはまだ調整途中ということで、若干暴れる感じが無いわけでは無いが、今回録音する曲にはあまり影響が無い。トップが57というのも奏功しているのだろう。吸音材などをDIYで加えつつ、ひとつのスタジオの音作りをしている過程を知ることができたのは幸い。

この作業のために遠藤新市監督からオーディオインターフェイスMetricHalo Mobile I/O 2882+DSPを拝借。業務仕様、多機能な逸品だけにルーティングやレベル設定など結局現場で手間取る。同時に太郎君も曲の解釈に若干の時間を要する。良かったんだか悪かったんだか。ともあれようやく機材セッティングが安定した頃、太郎君が「ちょっと考え方を変えてみます」と試してみたアプローチが服部の求めるものとドンピシャ。そのプレイを聴いていたらアレンジの方向性があっと言う間に見えて、当初予定していたドラムソロっぽい破天荒なドラミングが不要になり、その段階で録音は終了。

あとはだらだらとバラシ。最近試乗したというPeugeot RCZやAlfaRomeo MiTo Quadorifoglio Verdeの印象やお互いの夜のドライヴコースの話などしつつ終了。遠藤新市氏、秋保太郎氏に感謝。
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