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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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一ノ瀬健治・葬儀

一ノ瀬健治の葬儀に参列した。式は13時からだったが彼は午前中にすでに火葬されており、骨になっていた。段取りをよく理解していなかった自分は、今日ももう一度顔を見られるつもりで行ったので、昨日の別れ際にもう少し長く彼の顔を見ておくべきだったと少々後悔した。

式は淡々粛々と進行した。すでにお骨になっているせいもあるのか、読経の最中、彼がどこか遠くへ歩いていく後ろ姿が見えたような気がした。「あぁ、なんか、あっさり行っちまうなぁ」と思ったが、式の直前までどんどん参列者は増え続け、式場の係員がせわしなくイスを追加し続けていたくらいだから、これだけの人々とのんびり話していたら何かに間に合わなくなるのだろう。仕方ないことだとは思ったがたまらなく寂しくなった。

たまたま私の席の隣には高橋督と佐藤哲がいて、ふたりとも昨夜の通夜には参加できなかったから、特にこのふたりといっしょに見送れるのは少し心強かった。その他にも通夜に参加できなかった馴染のミュージシャンやライヴハウスのスタッフから「え?あの方もケンちゃんと縁があったの??」という方までたくさん参列されていた。

ご家族のみなさんもお疲れの様子が見て取れた。今夜はぐっすり眠ってほしい。

夜、子どもたちにせがまれて近所の公園で花火をした。息子から線香花火を手渡され、送り火のつもりで火をつけた。ケンちゃんありがとう。さようなら。
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| 音楽雑感 | 23:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

私も参列したかったのですが仕事の都合でどうしても行けませんでした。弔電で失礼しました。

たくさんの方に見送られてけんちゃんも安心できたのでは。

| richard | 2010/07/31 08:49 | URL |

◇richard様
はい、弔電、読まれてました。
こういうと言葉が軽いように思われますが、人徳だなぁ、と素直に思いました。

| はっとり | 2010/07/31 09:20 | URL |















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