2010.09.23 Thu
ケンちゃんフェアウェルライヴに出演してきた!
さて服部は「服部暁典グループ」と「及川文和グループ」のふたつで出演。主宰者のご配慮により出番は連続して設定されていた。つまり服部暁典グループの次が及川文和グループだったのである。
服部暁典グループ
秋保太郎(ドラム)
菅野智之(ヴォーカル)
佐藤哲(ベース)
服部暁典(S90XS)
Part Time Lover(Stievie Wonder)
Ribbon in the Sky(Stievie Wonder)
及川文和グループ
及川文和(ドラム)
林"巨匠"弘樹(サックス)
佐藤哲(ベース)
服部暁典(S90XS)
Some Skunk Funk(Brecker Brothers)
Inside Out(Brecker Brothers)
どちらのバンドもリハーサルは一回もできなかった(笑)。しかもものすごく久しぶりに会うメンバーばかりという、やる気あんのか?状態だったのだ。楽屋で譜面を広げて進行を確認してすぐ本番。でもものすごく楽しかった。このメンバーを電話一本でブッキングできて(片方はブッキングされたのだが)ステージに上がれる自分は本当に果報者だと思った。特に及川文和と佐藤哲というリズムセクションは、20代後半の丁度「音学力」を付けようと必死に足掻いていた頃に非常にたくさんのインプットをもらった2人であり、自分にとってものすごく大きな意味を持つ。その頃いっしょにやっていたバンドが解散してずいぶんと年月が経つが、こうやって1年に1回どころか、もっとインターバルが空いても全く問題なく意思疎通ができて、なおかつステージ上で何かが起こる可能性を感じることができるというのは、実はものすごく貴重なことだと思われてならない。
そして秋保太郎、林"巨匠"弘樹、菅野智之の三氏も、服部が絶大な信頼を置くミュージシャンである。巨匠の歌心を伴ったアグレッシヴなサックスは自分もウカウカしてられない、といつも刺激をくれるし、菅野智之は必要最低限の説明で結果を100どころか200に引っ張り上げてくれる。秋保太郎のドラムときたらドラムそのものが歌っていて、歌もののバックでこれ以上安心感と不安感を両立させて立脚するのは無理だ!と思える絶妙のバランスを持つ希有なドラマーだ。何年か前、誰かに「オレは本当に恵まれている。及川文和と秋保太郎と一ノ瀬健治に電話一本で演奏してくれとお願いすることができる」と自慢とも何とも取れないことを言ったことがある。
こうやって考えてみると、これまで一緒に演奏させてもらった人たちみんなに自分は何かをもらっている。全ての方の名前を書くことはできないが、本当に感謝している。ステージやリハーサルで感じたことは全部自分の肥やしにしてきた。自分は共演者に何かを提供できているだろうか。汗顔の至りである。精進精進。

さて1曲目を演奏する前に…。ステージから客席を撮影。色合いがおかしいのは一ノ瀬健治のせい。どうやら会場にいたらしく、別のフォトグラファーも画像がおかしいと言っていたとか

本番ギリギリに会場入りした巨匠。曲の進行をステージ上で確認中
で、25日にRelaxin'で及川文和グループが本日のメンツでライヴやるのでみなさん来てください。ものすごくスリリング、かつ満腹感のある演奏になるはず。予定。希望。
ジャズスポット JAZZ inn Relaxin'(リラクシン)
仙台市青葉区一番町2-7-3
サンモール日泉ビル4F
TEL:022-223-1106
【及川文和グループ】
Start: 20:30
End: 23:00
服部 暁典(S90XS)
佐藤 哲(b)
林 宏樹(ts)
及川 文和(dr)
MC/¥2,500(1ドリンク・おつまみ付)
| ライヴ | 23:51 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑
お疲れ様でした!
凄いメンバーでしたね。豪華な夜でした。
そしておいらもカメラが一時おかしくなりました。
あれはケンちゃんのいたずらだったのかも。
「ここにいるってば!」っていう自己主張だったのかもね。
一緒に楽しめたんだからよしとしますかね。
| あゆむ | 2010/09/24 00:53 | URL | ≫ EDIT