2010.09.26 Sun
手札を増やせ!
及川文和グループでのライヴを終えた。本当は「無事終えた」と書くべきなんだろうけど(笑)。無事だったかどうかはお客様の判断に委ねる(大笑)。

ステージ側全景。Relaxin'は割りと音が聴きやすく、よって演奏しやすい。

キーボードブース全景。S90XSのみ。スローンはロックンソック。鍵盤弾きにはかなり良い。後ろに背負っているのはRoland KC-300。モノラル。S90XSからそれでもケーブルが2本出ているのはお店のPAにヘッドフォンアウトから出力したため。おかげで自分に充分なモニター音量があり、バンド全体としても丁度良い音量バランスで鳴らせたと思う。ただKC-300は自分の左手にあるともっとモニターしやすかったはずだ。あと機材ひとつひとつが重い(笑)

ベースソロ中の佐藤哲
2日前に同じメンバーでちょっとだけ演奏したことに触れるエントリーをアップしたので、メンバーのことを褒め称えることを書くのは控える。ひとつだけ言うなら、自分は「虎の威を借る狐」になっていたのではないか、ということだ。及川文和、佐藤哲、林"巨匠"弘樹。みんなすげえな。このメンバーと演奏できるのは幸せだ。間違いない。
さて個人的な課題を書く。及川文和が四半世紀のつきあいの中で初めて2週間も前に譜面をくれたので(笑)、毎晩譜面をさらったりウォーミングアップをしてきたわけだが、他のメンバー3人の「現場力」には敵わなかったというのが現在の正直な感想だ。弾ける弾けないということじゃなく(それを言うならオレより弾ける人は数多いる)、「何か起こった時にそれに反応するための手札の数」という意味では現場を重ねている人に勝てない。
ここ数年ずぅっと自分の作品をCDとしてまとめようと構想を練ってきた。いや、作るための準備期間としてプリプロダクションをスタートさせていた。またありがたいことに演劇の劇伴制作のお話も途切れず頂戴することになった。Keyboardist Union@仙台のこともある。昼間生業として音楽以外のことをしている身にとって、これらを平行させていると1年などあっという間に過ぎてしまう。結果としてDAWを使った音楽制作に比重を置いたことで、人前で演奏する機会は激減した。
指が回る回らないの話の前に、これじゃ「何か起こった時にそれに反応する手札の数」が増える訳がない。それでもしつこく音楽の世界に身を置いてはいたので、ステージ上で途方に暮れるということは無いが(そうか?)、前回のエントリーにも書いた「共演者に何か提供できているか」ということを考えると甚だ心もとないのである。すんません、精進します。
ということで新作の制作作業と平行して、とにかくちょこちょこ人前で演奏するようにしたい。お越しいただいたお客様に感謝申し上げます。ありがとうございました。面白かったです(笑)。
追伸:そういうわけでこのライヴはこの2週間ずぅっと頭の中から離れないプレッシャーだったのだが(笑)、時間がきていざ演奏を始める時はこれまでの演奏人生に無いほどリラックスしていた。これは大きな収穫。

ステージ側全景。Relaxin'は割りと音が聴きやすく、よって演奏しやすい。

キーボードブース全景。S90XSのみ。スローンはロックンソック。鍵盤弾きにはかなり良い。後ろに背負っているのはRoland KC-300。モノラル。S90XSからそれでもケーブルが2本出ているのはお店のPAにヘッドフォンアウトから出力したため。おかげで自分に充分なモニター音量があり、バンド全体としても丁度良い音量バランスで鳴らせたと思う。ただKC-300は自分の左手にあるともっとモニターしやすかったはずだ。あと機材ひとつひとつが重い(笑)

ベースソロ中の佐藤哲
2日前に同じメンバーでちょっとだけ演奏したことに触れるエントリーをアップしたので、メンバーのことを褒め称えることを書くのは控える。ひとつだけ言うなら、自分は「虎の威を借る狐」になっていたのではないか、ということだ。及川文和、佐藤哲、林"巨匠"弘樹。みんなすげえな。このメンバーと演奏できるのは幸せだ。間違いない。
さて個人的な課題を書く。及川文和が四半世紀のつきあいの中で初めて2週間も前に譜面をくれたので(笑)、毎晩譜面をさらったりウォーミングアップをしてきたわけだが、他のメンバー3人の「現場力」には敵わなかったというのが現在の正直な感想だ。弾ける弾けないということじゃなく(それを言うならオレより弾ける人は数多いる)、「何か起こった時にそれに反応するための手札の数」という意味では現場を重ねている人に勝てない。
ここ数年ずぅっと自分の作品をCDとしてまとめようと構想を練ってきた。いや、作るための準備期間としてプリプロダクションをスタートさせていた。またありがたいことに演劇の劇伴制作のお話も途切れず頂戴することになった。Keyboardist Union@仙台のこともある。昼間生業として音楽以外のことをしている身にとって、これらを平行させていると1年などあっという間に過ぎてしまう。結果としてDAWを使った音楽制作に比重を置いたことで、人前で演奏する機会は激減した。
指が回る回らないの話の前に、これじゃ「何か起こった時にそれに反応する手札の数」が増える訳がない。それでもしつこく音楽の世界に身を置いてはいたので、ステージ上で途方に暮れるということは無いが(そうか?)、前回のエントリーにも書いた「共演者に何か提供できているか」ということを考えると甚だ心もとないのである。すんません、精進します。
ということで新作の制作作業と平行して、とにかくちょこちょこ人前で演奏するようにしたい。お越しいただいたお客様に感謝申し上げます。ありがとうございました。面白かったです(笑)。
追伸:そういうわけでこのライヴはこの2週間ずぅっと頭の中から離れないプレッシャーだったのだが(笑)、時間がきていざ演奏を始める時はこれまでの演奏人生に無いほどリラックスしていた。これは大きな収穫。
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| ライヴ | 08:22 | comments:2 | trackbacks:1 | TOP↑
追伸の気持ち判りますよ、信頼できるメンバーだからこその環境です。
引き出しはあった方が良いのですが、個人的にはあまり頼らないでその場で絞り出す様にしたいのが理想です。
なので結果何も出なかったなんて事もしばしば。
手癖にならないよう気をつけたいものです。
なんちゃって…
| richard | 2010/09/26 08:59 | URL |