暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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迷いつつ進め!

FourStepsのミックスダウンである。アルバム収録曲8曲のうち、服部が担当するのは3曲ということが正式に決定した。ので早いところ形にしなければならない。

昨夜(10月23日)、先月演奏させていただいたJazz inn Relaxin'にて丁度FourStepsがライヴをやるので、打合せとプラン練りのために見に行ってきた。人様のライヴをお金を払って見るなんてもう何年ぶりだろうか…。

FourStepsのライヴを見るのはこれで2度目なのだが、正直な感想を言えば「敵わねぇなぁ…」なのだった、やっぱり。バンドとして強固な結束、ストイックなアレンジ、必要最低限のコミュニケーションなどなど、音楽をやっている人間ならこのバンドのソリッドなアンサンブルと豊富な情報量に楽しくなること請け合いである。

しかし、しかし、である。この豊富な情報量をCDという音しか届けられないメディアで、ちゃんとドラマを持たせた上で聴き手に届けるにはそれなりの処理をしなければならない。FSの場合、率直に言ってどこもかしこも聴き所の連続で、逆にそれが平坦な印象を与える恐れがあるのだ。それは音量バランスや音質という表層的な処理で解決できる場合もあるにはあるが、やはり根本的には「そういう演奏」をしてもらうしかない。エンジニアとしては。

しかも今回私は録音には全く立ち合っていないわけで、その辺もハンディと言えばハンディ。口頭でどんなセッティングだったか、使用したマイクは何だったかなどは聞く事ができたが、やはり最終的にモノを言うのはどういうマイクをどのように置いたかであって、そこにミックスダウンを見越したセッティングが成されていない(あるいはミックスダウンプランとベクトルが違う置き方をされる)と、録り音とミックスの方向をすり合わせるのに苦労する。今回はまさにそれだ。

と、泣き言を言っていても仕方ないので担当する3曲を平均的に作業している。どれか1曲にのめり込むとせっかく同じセッティングで録った音なのに、ミックス段階で整合性が失われるような気がして…。リーダー秋保太郎君は「1曲1曲に統一感はあまり求めない」とは言うものの、では飛躍的に全く違う表情にできるかと言うとそれも無理がある…。

煮え切らない文章で申し訳ない。迷ってるんです(笑)。
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