2011.02.04 Fri
ツンデレなFM音源
先日のKeyUni7に出演してくれた菅原琢君が自宅で持て余していたNativeInstulments社のプラグインシンセFM7を預かっている。型番で想像できるとおり、FMシンセのプラグインである。なぜプラグインシンセを預かれるかと言うと、すでに仕様が古く(Mac OS 8.6から10.2までとなっている)使えるかどうかもわからないというシロモノになってしまっていたからだ。パッケージにある当時の代理店MIDIAのステッカーも泣ける。
つまり「え?いらないならオレに売って」「まぁ使えるかどうかわからないから、まず持って行ってみて」的な会話が服部と菅原君の間にあり、KeyUni7当日に未開封のパッケージを預かった次第である。どうしてもFM音源のシミュレイション音源が欲しかったわけではなく、サードパーティのプラグインシンセ音源をインストールしてみたかっただけ、というのが本当のところではある。正直、仮に使えたとして今更FM音源かよ~と言うオチになるはずなのだ、このエントリーは。

ともあれインストールしてみようじゃないの。シンセ本体と音色プログラムにディスク(当然CD-ROM)は分かれていて、秒速で終了する。スタンドアローンでも使えるので早速起動してみた。ん?音が出ませ~ん。MIDIも受け付けない。プリファレンス画面もあるにはあるが、どうも挙動がおかしいぞ。
その後いろいろやってわかったこと。
1.スタンドアローンでは何とか演奏できる
2.dsp-quattroXではプラグインとして認識するも正常動作せず
3.LogicPro7ではプラグインとして認識できず
なんじゃこりゃ。せめてLogicで認識できればまだなんとか使ってやろうという気にもなるのだが。AUのプラグインフォルダ内にFM7.bundleが存在してはいるのだからインストールの失敗ではなさそうだ。お馴染「パッケージの内容を表示」させて、どこか所定の場所に何かを手動で入れてやらねばならないのだろうか。10.2と10.3以降ではシステムもかなり構成が変わったはずで、当時のインストーラーでは10.5.8の当スタジオのPowerMac G5には正しくインストールできないのかもしれない。アップデートかけようにも未登録(何しろ今夜封を切ったのだ)。登録は必要事項を記入の上ハガキで送付せねばならず、送り先であるMIDIAはすでに社名をDirigentに変え、未だNI社の代理店ではあるもののこんな古い製品の登録をオンラインで受け付けてくれるものやらわからない。第一登録を受け付けてくれたとして、アップデートして完動するかどうかは未知数だ(登録してサポート対象になればわかるかもしれない。登録して「使えません」と言われる可能性もあるということだ)。
ということで突き詰めるにもそんなに奥行きの無さそうな事例となってきた。そんな使えないプラグイン、そんならさっさと削除してしまえばいいじゃん。これをお読みのみなさんはそう思うだろう。私もそうしたい。しかし!ところが!but!このFM7、実に出音の素性が良い。しかも256音色のプリセットプログラムはどれもこれも凝っている。すンごい使い手がありそうなリード音やベース音、パッド系などが整然と並ぶ。256音色ってのも実に身の丈に合っている。本家DXシリーズと違ってコーラスやディレイを内蔵しているのもニクイ。スタンドアローンで起動してプリセットで遊んでいるだけで30分くらい経ってしまった。おそるべしNative Instulments。
つまり「え?いらないならオレに売って」「まぁ使えるかどうかわからないから、まず持って行ってみて」的な会話が服部と菅原君の間にあり、KeyUni7当日に未開封のパッケージを預かった次第である。どうしてもFM音源のシミュレイション音源が欲しかったわけではなく、サードパーティのプラグインシンセ音源をインストールしてみたかっただけ、というのが本当のところではある。正直、仮に使えたとして今更FM音源かよ~と言うオチになるはずなのだ、このエントリーは。

ともあれインストールしてみようじゃないの。シンセ本体と音色プログラムにディスク(当然CD-ROM)は分かれていて、秒速で終了する。スタンドアローンでも使えるので早速起動してみた。ん?音が出ませ~ん。MIDIも受け付けない。プリファレンス画面もあるにはあるが、どうも挙動がおかしいぞ。
その後いろいろやってわかったこと。
1.スタンドアローンでは何とか演奏できる
2.dsp-quattroXではプラグインとして認識するも正常動作せず
3.LogicPro7ではプラグインとして認識できず
なんじゃこりゃ。せめてLogicで認識できればまだなんとか使ってやろうという気にもなるのだが。AUのプラグインフォルダ内にFM7.bundleが存在してはいるのだからインストールの失敗ではなさそうだ。お馴染「パッケージの内容を表示」させて、どこか所定の場所に何かを手動で入れてやらねばならないのだろうか。10.2と10.3以降ではシステムもかなり構成が変わったはずで、当時のインストーラーでは10.5.8の当スタジオのPowerMac G5には正しくインストールできないのかもしれない。アップデートかけようにも未登録(何しろ今夜封を切ったのだ)。登録は必要事項を記入の上ハガキで送付せねばならず、送り先であるMIDIAはすでに社名をDirigentに変え、未だNI社の代理店ではあるもののこんな古い製品の登録をオンラインで受け付けてくれるものやらわからない。第一登録を受け付けてくれたとして、アップデートして完動するかどうかは未知数だ(登録してサポート対象になればわかるかもしれない。登録して「使えません」と言われる可能性もあるということだ)。
ということで突き詰めるにもそんなに奥行きの無さそうな事例となってきた。そんな使えないプラグイン、そんならさっさと削除してしまえばいいじゃん。これをお読みのみなさんはそう思うだろう。私もそうしたい。しかし!ところが!but!このFM7、実に出音の素性が良い。しかも256音色のプリセットプログラムはどれもこれも凝っている。すンごい使い手がありそうなリード音やベース音、パッド系などが整然と並ぶ。256音色ってのも実に身の丈に合っている。本家DXシリーズと違ってコーラスやディレイを内蔵しているのもニクイ。スタンドアローンで起動してプリセットで遊んでいるだけで30分くらい経ってしまった。おそるべしNative Instulments。
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| 機材 | 22:28 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
いや、
FM7の為だけに、中古PPC Macでも買った日にゃ、ヤンデレ?(笑)
| ハイパーあにまる | 2011/02/05 00:48 | URL | ≫ EDIT