2011.02.12 Sat
自分の曲を新鮮な気持ちで聞く機会はそうそう無い

短期間で一気に構想し演奏して録音したので、ディテイルをすっかり忘れていた上にどの場面でどの曲を使われるか全く未知の状態。そんなわけで冒頭の音楽が流れた時「あれ?オレの提出した曲だけじゃ足りなくて、アリモノ使ったのかな?」と勘違いした次第(笑)。ともあれ音楽を提出したのにまったく新鮮な状態でその芝居を観劇するのは実は初めて。その状態で見てみて、今回の芝居と音楽とのマッチングはとても良かったと思う。台本を一読して「とにかくスピード感が必要だ!」という直感は正しかった、という自画自賛はともかく、素材として提出した曲をそれぞれの場面に振り分けた演出石川裕人さんの勝ちだと思う。
そして芝居そのものがすンごく楽しかった。ネタバレだからあまり詳しくは書かないが、役者全員がとても生き生きしていて、それこそどの場面にもスピード感が溢れていた。しかもポジティヴだ。会場を後にして、駐車場に向かう時にはなんだか小走りになってしまうような気がした。芝居作りには多大なエネルギーが必要だが、ステージ上のエネルギーが観客たるこちらにも注入される感じだ。
音響の高柳あゆ子さん(KIWI Sound Works)も素晴しかった。会場の白鳥ホールの音響は少々手ごわそうだが、それが気になるのも冒頭の10分くらいで、役者の生声とのブレンド具合も素晴しかった。
いやはや、好き嫌いはあるだろうがこいつは見ておいた方が良い。明日13日が仙台の千秋楽。あとは大阪に行ってしまう。ぜひとも見てください。詳しくは冒頭のリンクを。
| こんな音楽を聴いた | 23:05 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
サントラ盤希望。(^o^)
| ちゃんもつ | 2011/02/13 09:58 | URL | ≫ EDIT