2011.05.10 Tue

親友佐藤敏行がちゃっかりiPad2を購入していた。彼の所有する初代iPadは本来彼の弟君に渡されるはずだったのだが、弟君はそれを待てずにMacBook Airを購入してしまった。敏行のiPad2をうらやましがったら「初代を貸してやるから使ってみたら」と言う。そんなイイ話、乗らいでか！かくして突然初代Apple iPadが暁スタジオにやってきた。



初代iPadのWi-Fi+3G、32GBモデル。iPad2に乗り換えた敏行の場合、機種変更ということになるらしい。SIMが挿さっていないので、単なるWi-Fiモデルと化している。今までにiPadを日常的に使った事がないので、動作速度など充分これで快適に思える。iTunesにあるアプリを深く考えずにどんどん同期させたが、90%くらいが起動できず。とりあえず最低限のアプリは何かと考えたらTwitterクライアントのEchofonだけだった。

iPadに興味はあったが導入しなかったのは、価格が高いということを除くと単純にMacBook Proで事足りているからである。加えて真の意味でのモバイル環境iPhone4を導入してますます足が遠のいた。だが老母がリビングで時々使う私のiPhoneに興味を持ったのは意外であった。母はパート先でWindowsXPマシンを使う羽目になったことはあるのだが、基本的にしくみや理屈を理解することなく「この作業をするにはこのアイコンをダブルクリック。次にここをクリックして数字を入れる」みたいな現象を丸のみする覚え方だったので、こういうのはパソコンを使えるとは言わないだろう。現にリビングに置いて家族に開放しているPowerMac G4には触ろうとしない。

離れて暮らす孫とメール交換くらいはしたいらしいが、パソコンはハードルが高いと思い込んでいる。だがiPhoneのように画面をぽちぽち触っていると何か映ったり出来たりするのは楽しいらしい。そんな母にiPadを買ってやろうと思っていたのだが、前述の通り5万円なんてお金はすぐに動かせなかったのだ。

もう少し触ってみて、リビングに置きっぱなしにしてみたいと思う。