暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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確信

友人にして大門のギタリスト、佐々木朋義の奥様はデザインTシャツ作家である。そして今後色々な作品を作って行かれる方だと思う。彼女の作品はDESIGN GARDENで購入可能。当スタジオでも購入してみた。

one★one

ちなみにブランドそのものが東日本大震災の被災者支援のために立ち上がったもの。岩手県宮古市出身の彼女の作品は今のところすべて義援金を含んだ価格で販売されている。

水沼慎一郎、高橋督とのオトナの部活動、「オレたちの旅プロジェクト」のPodcast公開の準備作業をしている。このPodcastの第1回目は地震の前日、3月10日に収録されたものだ。震災後当然のことながら我々の心持ちも変わってしまった。Podcastの公開も凍結した。どうしたらよいかわからなかったからだ。

震災から2ヶ月が経って、小さな差はあるが我々3人の生活は震災前に戻ったように見える。そうなると今もなお悲しみに暮れたり、避難所などの自宅以外の場所で不便な生活を送る人々に対して引け目というか、負い目のようなものを感じてくるのも事実である。震災直後からチャリティの看板の下にライヴを行うミュージシャンは被災地の内外にたくさんいたが、服部個人としては理由もわからずそういう気持ちになれなかった。しかし被災地の現場で汗水流して働く近しい人々の話を聞くうちに整理できてきた。

具体的な活動を何一つしていない自分がこういうことを書くのは気が引けるが、もし無償で被災者の役に立ちたいと思うなら、手伝う側の自分が「無理をしない」ことが大事。そして「責任持って全うできることを行う」べきだと思う。そしてもし可能なら顔の見える相手ときちんと対峙して、その時求められることをするべきだと思う。つまり限りなく一対一の関係にならなければ、本当に相手の求める援助はできないと思うのだ。

幸い、と言うか、水沼とも高橋ともこの考えは共通のものだった。だから今ならひとりの音楽に携わる者として、責任を持って旅プロPodcastを世に送り出すことができる。今も様々な人々が援助に奔走している。その人々を勇気づける援助があっても良い。我々3人にはこのPodcastが世の中の誰かの役に立つという確信がある。数日中に公開できると思うので、特に音楽制作に興味のある方は聴いてほしい。作家の頭の中に興味のある人も楽しめると思う。

旅プロのふたりは言うまでもなく、私の周囲には自己責任に篤く、行動力があり、高い能力を持っている人がたくさんいる。被災者である私自身が彼らの行動と考えにとても助けられた。本当にありがとうございます。
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| 音楽雑感 | 10:41 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ありがとうございます!その色もなかなか良いですね。^^
次のライブは、彼女のデザインした物を着て出ようと思っています。

| ともよし | 2011/05/14 18:18 | URL | ≫ EDIT

◇ともよし様
おお、おお、着るがええ、着るがええ。かわいいよね。むしろ大門の衣装部門全部任せる。

| acatsuki-studio | 2011/05/14 22:33 | URL |

ポッドキャスト

聴きます-!

前述ブログの音源に生ベースで入れてみた…の記事も。
なるほど-と、まじまじ読ませていただきました(^^ゞ

| こうすけ・ベース | 2011/05/19 14:21 | URL |

◇こうすけ・ベース様
そうだ、あの曲でベース弾いてください。お願いします。

| はっとり | 2011/05/19 14:48 | URL |















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