FC2ブログ

暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

急遽カラオケを…終わるのか?

さて、本腰入れてミックスである。まずはアナログミキサーMackie.24・8に好みの順番で音源を並べるためにLogicの「オーディオミキサー」画面で24・8に並べたい順番と同じ並びにストリップを入れ替える。この作業は別にしなくても良いのだが、Cubaseではこれができなくてちょっとしたストレスになっていたので今回敢えてやってみる。結論。17インチ程度のディスプレイでは非常にやりづらい作業だ(笑)。

アナログミキサー併用なのでこういう作業をしなければならない/執着するのだと思っていたのだが、仮にin the box(最近DAW内部で完結させることをこのように言うようですね)でミックスする場合でも、やはりドラムのパーツが離れ離れにアサインされていたりしたら気持ち悪いと思う。この点Logicはある程度の解決策を示していると思う。思いついた順番にダビングしていけるDAWならではの現象ではある。

さて並べ替えたLogic内の各トラックの出力を順番にアサインして24・8上に主戦場が移る。ドラムはお決まりの処理。ベース(プラグイン音源だが)もオリジナルとコンプ(Rocktron 300A)処理済みを併用。エレピとシンセパッド、アコースティックギターのアルペジオなどを揃えてしまうと、今回のキモはディストーションギターの壁。あとはヴォーカル、鍵盤ハーモニカ、ギターソロのフロント三要素だけということになってしまう。このディストーションギターの壁と男性ヴォーカルの共存が難しい。

ディストーションギターの壁というのは、つまり5度のハモリでギャ~ンと鳴っている王道のパターンなのだが、単純にモノラルでセンターに置いても壁にはならないので、まずオーディオトラックを別に設けてファイルを丸々コピーして左右振りきりにする。この時発音タイミングを片方だけ前後に数サンプルずらすと、最も手っ取り早く「壁」ができるのだがベタッとしてしまうのも事実。今回はそれはやらずに左右独立送りでRoland SDX-330へ突っ込み、もっとも効果の薄いアンサンブル系のプログラムを使ってみる。と、ぎゃ~んと壁がそそり立ってきた!

問題はこの壁とヴォーカルの共存で、つまりお互いのおいしい周波数帯がぶつかりあっているのである。そこでまずはヴォーカルの処理。このテイクはおそらくダイナミックマイクを手に持って歌ったものであろう。子音がはっきり聞き取れるように高めの部分をブースト。さらにグリップノイズをカットするために80Hz以下はばっさりカット。うそ臭いけどとりあえず耳障りではない音質まで持って行けた。そこにディストーションギターを鳴らしてみる。男性ヴォーカリストのボディとなる800Hzあたりの周波数にディップを作ってみる。まだレベルが拮抗するとヴォーカルが埋もれてしまうので、もっとフェーダーを上げるしかない。後半のギターソロも同様。やはりレベルを大きくとってみる。

その他いろいろ策を弄してミックス終了。CD-Rに焼き、友人に電送する。
スポンサーサイト



| レコーディング | 22:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://acatsukistudio.blog60.fc2.com/tb.php/631-c7edf24d

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT