fc2ブログ

暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

アンプの話

ここ数ヶ月ほどstewart electronicsというメーカーのPA-50BというアンプでYAMAHAのNS-10Mを鳴らしてきた。以前使っていたデジタルアンプでは(音質は全く問題ないものの)きちんとドライヴしきれなかったからである。要は爆音でミックスしたかったのにできなかったからだ。

で、この間に表に出す音源として5曲ほどミックスダウンを行ってきたが、やはり、どうにもこのアンプとテンモニのコンビでは快適にミックスしづらいということがわかってきた。中域はみっしりしていて、高域は若干にじんで聞こえるのである(自分にとって、ね)。

そこで貸し出ししていた特製デジタルアンプを親友あにまる君から回収してきた。米国TRIPATH社のTA2020というICを使ったもので、現在では組み立てキットも販売されている。これは師匠に作ってもらったもので、仙台には3~4台しか無いハンドメイド品である。これ、リファレンスモニターをドライヴするにはとてもよろしいアンプなの!マジで!どれくらい良いかと言うと、メインで使っているヘッドフォン、SONYのMDR-7506と全く印象が変わらないのである。7506と言えばドンシャリな鳴りで有名なので(そうか?)、テンモニでそのような鳴りを実現できていることに注目してほしい。

実はここまでは前置きである。あにまる君はこのTA2020を使った自作アンプキットを実際に作ってみたのである。昨夜はその音を聴かせてもらったのだが、実に悪くない出来であった。う~ん。値段を聞くと楽しくなってきてしまう値段なのだ。そこでTRIPATH社の新製品TAA4100A使った100Wのモデルをあにまる君に作ってもらうことにした!電源とスピーカーコネクタやヴォリュームなど、色々考えられるのが楽しいよね。

まぁこれから部品の選定などを始めるので完成がいつになるかわからないが、楽しみである。
スポンサーサイト



| 機材 | 22:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://acatsukistudio.blog60.fc2.com/tb.php/644-f9334690

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT