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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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揺れる女心…ならぬテンポ

今新曲をレコーディング中。この曲は冬に発表されるコンピレーションCDにて発表される予定。だが締め切りは10月末。う~ん。

曲は出来ている。すでに弾ける。今度こそギター一本と鍵盤ハーモニカのすっごくシンプルなアンサンブルで、しかも「せ~の」の一発録りを考えたのだが、Logic Proの修行も兼ねて全部ひとりで演奏することにしてみた。

ピアノと鍵盤ハーモニカと若干の空間を演出するシンセサイザーというアンサンブルを想定しているのだが、今回修行のメインは「揺れるテンポ」である。普段ソフトウェアに記録していく時は、メトロノーム代わりのシンプルなドラムパターンを最初に組んで、それを基に基礎となるパートを打ち込んでいくのだが、今回それをやってみたら面白くないのである。ピアノでこの曲を弾いている時は音もバラけているし(それは例えばアルペジオなどと言う弾き方に近い)、テンポもかなり揺れる。揺れるというのはつまり遅くなったり早くなったりすることである。これは音楽を表現する上では当然の方法で、むしろゆっくりしたテンポのバラッドなどでは生理現象に近い。そうなっちゃうのである。

しかしそういう生理的なテンポの揺れを打ち込みで再現するのは難しい。実は人生初の試みなのである。人間38歳になっても初めてということは多々ありますなぁ。

最初サンプルのピアノで全くテンポを気にせず録音。それを聴きながらテンポ信号を入力してテンポマップを作ろうと思ったが、入力する4分音符に反応してサンプルピアノも追随してしまう。これじゃうまく行かん…。あ!そうか!このサンプルピアノをオーディオファイル化してそれを聴きながらテンポを打ち込めば良いんだ!と思って実ファイル化してみたが、Logicはアタマが良いのでオーディオファイルさえも揺れるMIDIテンポに追従させてしまう。

そうじゃない、オーディオファイルのテンポ揺れに合わせてMIDIテンポを決めたいんだ!と液晶画面につぶやいてみても空し。結局テンポマップを書くことにしてみる。

20061002-tempo.jpg
もっとも揺れの激しい部分。半拍ごとに微妙にテンポが上下する

まぁ最初のテーマの1/3くらいのところで飽きてしまい、続きは後日、である。これさえ組んでしまえばあとは打ち込みのドラムでも揺れまくるテンポ上でクオンタイズできるし、何とかがんばってみるか。
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