暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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Mellowって言っても

昨日のミックスダウン結果は、やはりダメだった。ピアノの伴奏をバックに鍵盤ハーモニカがメロディをとる。中間にアコースティックギターのソロ。うっすらとノイズのようなシンセが始終鳴っている、というアンサンブル。

ノイズはさて置き、ピアノーハーモニカーギターという三者のバランスが難しい。一般に楽器の数が少ないほどミックスは楽だと思われるかも知れないが、楽器数が多くても少なくてもミックスの労力というのは差ほど変わらないのである。どちらにも難しさがある。今回のような小編成音楽の場合は各者のバランスがものすごく微妙で、フェーダー数ミリの動きが音楽の印象をがらりと変えることすらあり得るのである。

昨夜良くなかったのはギターソロの扱い。安価なエレアコをフィンガーピッキングで弾いているので、そもそも音量が大きくないのだ。Logic上ですでにComp-EQ処理済みの信号をミキサーに立ち上げているわけなのだが、LogicのチャンネルEQでは思ったように調整できなかったのでこいつはスルーし、Comp後をMackie.に立ち上げる。インサートでapsi559(グライコ)をかけてようやく望む音質になったものの、ギターらしさを出すには中域をけっこうたっぷり残してやりたい。そうするとハーモニーを担当しているピアノとぶつかってしまう。単純にギターのフェーダーをシャクってみたが、どうもピアノのバッキングに埋もれてしまっている。

というのが昨夜の顛末だ。そこで逆転の発想。ピアノを下げればいいじゃん!ということで早速テイク2である。ギターソロ自体に若干演奏ノイズがあり(ほら、音量が小っさいからHAでゲインを上げざるを得ないでしょ?そうすっと、どうも、ね)、その辺もフェーダーでいちいちシャクって処理していたので、ギターソロの入り口は忙しい。

ともあれそれでとても良くなったので、テイク2をOKとする。早速コンピレーションCDのマスタリングに移行。過去の素材(DATだぜ)を引っ張り出してS/PDIF経由でLogicにて取り込むも全部で4曲だからすぐ終わる…と思ったら昔の音源は48kで録っていた!そういやそうだったなぁ、などと思いつつオーディオ取り込みのクロックマスターをMOTU2408MK3のS/PDIFに変更。Logicのオーディオのクロック同期ってどうやるんだ?といつも素材取り込みの時に迷うので、マニュアルを引っ張り出して根本解決を図る。やはりLogic 本体ではなく、Core Audio設定で行うようだ。う~ん、腑に落ちない。まぁ、とにかく、そういう設定なのだから仕方ない。無事にマスターを変更し、48kで取り込み。Logicで44.1へコンバート。取り込み終わったらWaveBurnerに移ってマスタリング。若干の音質補正を施したものの、それも1曲だけの話で、残りの3曲は音量調節だけで問題無さそうだ。取りあえずCD-Rに焼いてみる。で、これを打ちながらチェックしているわけだが、どうも1曲だけ音質的に浮いているのがあるなぁ…。明日以降に耳をリセットして再チャレンジだ。

アルバムのテーマは「Mellow」。なんか気の利いたタイトルを考えねばね。「Mellow Yellow」というのはどうだろう(笑)。
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