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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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現場の出音の確認のはずが…

9月28日の日記でも触れているが、松澤直樹山田佳津良デュオからライヴ用簡易PAの音質が気に入らないので何とかならないか、という相談を受けていた。どういう現場ででも自分たちなりの音が出せるよう、彼らはミキサー、イフェクト、パワードスピーカという簡易PAセットを所有しているのだが、どうも好みの音質では無いらしい。

で、アドバイスを求められたのだが、「とにかく実際にどういう風に鳴っているのか聞きにきてよ」という。もっともだ。そのために10月15日のライヴに招待してくれるという。ありがたい話だがぎりぎりまで行けるかどうかスケジュールが定まらず、結局当日の夕方に電話した。「今夜行くから」と。

すると「鍵盤ハーモニカ持って来いよ」と言うではないか。なんと招待じゃなくて演奏者なのか!ということで松澤直樹・山田佳津良ライヴ「Love Song」に行ってきた。実際に演奏したのは2曲だけで、ゲストという扱いだった。おこがましい。ギターと歌のデュオで、しかもシリアスなバラードばかりというのは緊張しますなぁ、ほんと。

会場となった仙台市内のお店「ADLIB」は決して広いお店ではないが、30名以上のお客様がご来場。濃厚な2時間であった。お客様も帰りしな口々に「とてもよかった」と褒めてくださっている。中にはわざわざ鍵盤ハーモニカの演奏を褒めてくださるお客様もいて恐縮、いや、感激。

自分としては、何と言うか、こう、いっぱいいっぱいな演奏だった。こういうのは楽器奏法の問題ではなく、ひたすらメンタルな問題である。もっと図太く生きてみたいものだ(笑)。

松澤、山田両氏に感謝。お客様とお店にも感謝。がんばります。
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