暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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及川文和のドラムレコーディング終了!

及川文和のドラムをレコーディングした。暁スタジオにて。

及川君とはかれこれ四半世紀を超えるつきあいであり、同い年でありながら今も自己研鑽を怠らない恐るべき友人である。彼のようなドラマーに電話一本、メール一通で詳しい説明もなく「ドラム叩いて」とお願いできるのは自分の人生の宝である。

とは言え一日というか半日で5曲録音するのは如何にも無茶だ。でもオレたちならできる!ということで強行。

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ものすごく久しぶりに掃除した(笑)

彼はドラムセットを7つも持っていて、打ち合わせの時も「どんな音が欲しいの?」という至極まっとうな質問を投げてきて考え無しだった私はいささか慌てたのだが、今回のセットはヤマハのレコーディングカスタムでシェルはオーク材。ウッドフープである。ヤマハのドラムの音ってのは「レコードで聴くあの音だ!」という感じに初めからなっているので、ある意味では録音しやすい。そのかわりそういう音で録れなければマイクの置き方やセレクトがまずいということが如実にわかるという面も持っている。今日はふたりとも納得の音で録れたとだけ言っておこう。スネアはソナーとかいろいろ。彼は結局5台のスネアを持ち込んで3台を使用した。

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廊下に溢れるケース。ハードウェアケースはもう屋内にいれることをあきらめ、玄関の外で店開き

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3タム1フロアのセットも何とか設置できる

録音に使用したマイクは3本。audio-technica AT-4040が2本。これをトップに立てる。あとキックに及川君持参のAUDIXの型番不明のやつ。ダイナミックでダイアフラム大きめなら何でもいいや、という実にアバウトなセレクションではあった。結局チューニングがきちんとしていてちゃんとドラマーが太鼓を鳴らしてくれれば、適当なマイクを適当に置けばかなり良い感じにはなる。今日はまさにそんな一日。

「やさしい風」
そもそも後日パーカッションを加える予定なのでその辺を考慮しつつ叩いてくれた。

「Fall,Rain Fall」
この曲のゲストは及川君だけなのでクオンタイズをかけまくったベースやキーボードとのせめぎ合い。すこしリズムにルーズな服部のギターが入っているので、それもまた悩ましかったかも。静かだけど情熱的なプレイってのは楽器演奏者にとっては非常に難しいものである。

「大航海時代」
とにかくラフに、イキオイ良く。最終的にはミックスでドラムセット全体にオーバードライヴをかけるかも、とまで宣言。テイク2でOK。流石。

「Best Regards」
もっとヴォリュームは大きくてもいいけどハイハットだけはもっと小さく!みたいなコントロールを瞬時にやってのけるのはやっぱりすごい。15年前ならこういうのしんどかったよなぁと回顧モードに。

「Burning Red」
本日最大の問題曲(笑)。激しいのだ。しかし服部のオーダーを超える出来。最後にがっちり握手である。

及川君ありがとう。及川君のドラムが音楽にもたらすエネルギーはすごい。生々しく力のあるドラムサウンドというよりも人間のパワーが注入される感じだ。先日のベーシスト斎藤君といい、ミュージシャン仲間に恵まれていることを本日も骨の髄まで実感。

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