暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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佐藤弘基氏のウッドベースを録音する

ベーシスト佐藤弘基氏を招いてのレコーディングを敢行。ウッドベースが必要な4曲「大航海時代」「Best Regards」「やさしい風」「Burning Red」を一気に録る。

hirokirec_2.jpg

今回マイク決めを慎重に行う。欲しいのはボウンというワイドなローではなく、ピチカートのギョリンというある意味えげつない音である。いや、それは言い切りすぎか。そういうエゲツない音が必要な曲もある、と言い換えよう。そういう狙いからボディをaudio-technica AT-4040、ピチカートの指先をSHURE 57BETAで狙ってみた。が、4040の狙いが悪かったかやはりボウンと言ってしまう。57BETAも思うような音色じゃない。弘基氏の提案により普段から氏が使っているコンタクトマイク(常にボディに取り付けてある)を使ってみる。ボディの鳴りはそっちにまかせて4040をピチカートに変更。

軽く演奏を録ってみて確認してみると…。両者ともほぼ同じ音である(笑)。コンタクトマイク、そう言えばやはりテクニカ。そりゃそうか。ということでピチカート狙いをAKG C-3000に変更してみた。これでばっちり。

hirokirec_1.jpg
ブリッジに付いているのがテクニカのコンタクトマイク

順調に行った曲、難航した曲。しかし終わってみればもうニンマリするしかない。クオンタイズをガチガチにかけたプリプロダクションの音源からよくもここまで太いグルーヴに育ったものだ。もちろん育ててくれたのは演奏してくれたミュージシャン諸氏である。ただ感謝である。

弘基氏が帰ってから簡単にミックスを追い込んでみる。コンタクトマイクの方は80Hz以下をばっさり切って1.2kHz付近をゆるやかなカーブで2db程度ブースト。弦を弾くビィンという音を強調する。C-3000の方は70Hz以下をやはりカット。それ以外は手を付けず。両方とも気持ち底上げ程度のコンプレッサーをかましてほぼ50:50の割合でオケに入れてみる。

おおおおおおおおおおお。

あとは完成品でお確かめいただきたい。ひろきちゃん、本当にありがとう。
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