暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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La Passioneの録音作業を振り返る・1

4年ぶりに新曲ばかりのアルバムを作ろうとすると色々忘れているものである。いや、4年間何もしていなかったわけではなく、むしろOCT/PASSの劇伴制作とか折々に外に発表する音源は作っていたので、むしろ作業続きだったとも言えるわけだが、自分名義の作品を出すってのはやっぱり身構えるところがある。

今回の作品もこのアルバムのために書き下ろした曲はほとんどなく、この4年間に書いた曲のファイナル版の制作という意味合いが強かった。録音用HDにこのアルバム用の曲データをまとめたフォルダがあるのだが、そのフォルダ名は「2009newalbum」であって、つまり2008年には制作を決意していたのね、オレ、という感じである。収録は見送られたが一番古い曲で2005年の曲があった。

ではなぜこんなに時間がかかったかというと、1年に数曲というペースで曲が増えていったので、アルバムの核となる曲がなかなか定まらなかったというのが大きい。自分の場合「この曲を下回るクオリティの曲は今回は収録しない」というベンチマーク的な核となる曲が1曲できあがらないとアルバム全体を見渡せず、従ってモチベーションもあがらないというクセがある。今回はそれが無いままに制作に突入した。いろいろな作り方があるだろうという冒険心である。その結果プリプロダクションに非常に時間がかかってしまった。

プリプロダクションとは事前制作というような意味で、軽音楽の場合は曲の仕上がりやアレンジの確認のために簡易なレコーディングを行ってみることを言う。服部の場合は主にアレンジの確認のための粗打ち込みみたいなものだ。完成版では多くのゲストミュージシャンに加わってもらったので(多謝!)、曲の持つ雰囲気がガラッと変わってしまった曲もあったが。

そんなわけでディストリビュートを一任しているLabel I.O.S.のCaol iLA氏にプリプロ音源を渡したのは2011年7月。7月15日には氏より

9月12日(月)CDマスターとジャケットの最終納品

となります。だいぶTight Rope な状況ですので、以後、各締め切り遵守でがんばっていきましょう。


というメールをいただくことになる。この時には大変だけどまだ余裕があるな、と思っていたことを告白する(笑)。

続く
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