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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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La Passione楽曲解説・1「やさしい風」

2010年1月29日に開催されたKeyboardist Union@仙台 Live Vol.5のために書き下ろした曲。このライヴは鍵盤奏者ばかりが集まるので、自分の個性をどのように前に出すかということを真剣に考えざるを得ないことになる。今のところKeyUniの周囲で服部のアドバンスと考えられるのは鍵盤ハーモニカ演奏であろう。

ということから鍵盤ハーモニカで演奏して映える曲という前提で作り始めた。「より歌いやすいメロディ」だけを追求してみたところメロディにもハーモニーにも難しいものは何も無い(笑)。ただその分リズムを厚くしたかった。今回他の曲にも言えることなのだが、きちんと知識のある人にちゃんと血の通った音を加えてもらうという野望を秘めていたのである。そこで早速この曲のパーカッションアレンジを斎藤寛君にお願いした。

斎藤君とディスカッションしてみた結果、多人数のパーカッションアンサンブルで演奏し、それを録音するプランとなった。アンサンブルは斎藤君に加え行方基朗君、南条ユカさんの3名。この3人の演奏は別件で何度も聴いたことがあるので万全である。

ベースになっているのはドラム・ベース・エレクトリックピアノという非常にシンプルなトリオなのだが、そういうわけでできあがってみればリズムの洪水のようになっていた。このリズムの洪水は長年憧れていたもので、思ったとおりの躍動感が生まれた。

なおこの曲には服部生まれて初めてのPV制作というオマケも付いた。

Drum:及川文和
Wood Bass:佐藤弘基
Percussion:斎藤寛、行方基朗、南条ユカ

PV制作:遠藤新市

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