暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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旅団の旅立ち

去る1月21日夜、バンド「旅団」のライヴが開催された。仙台市青葉区一番町JAZZ Inn RELAXIN'にて。

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「旅団」
及川文和(Dr)
森木啓太(Bs)
斎藤寛(Per)
佐久間康丞(Gt)
高橋督(Key)
服部暁典(Harm)

実はこのフルメンバーで演奏するのはこの夜が初めて。果たしてどうなることかと思われたが、いい具合に熟成が進んできたようだ。メンバーからも同じような感想が聞かれた。

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1.片思ヒノ行方(高橋)
2.Tight Rope(服部)
3.Fall,Rain Fall(服部)
4.やさしい風(服部)
5.Brand-New Breeze(高橋)

6.でんでん64号(高橋)
7.ひらり(水沼慎一郎)
8.雲平線(高橋)
9.Burning Red(服部)

enc.Funny Gus(服部)

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改めて書くが、旅団のメンバーはすでに凄まじい実績がある面々ばかりだ。及川と服部は高校生の頃から付かず離れず、音楽人生の重要な転換点になるような場面で演奏してきたし、森木はあちこちのバンドからひっぱりだこ、佐久間は若手の身でありながら自己研鑽と後進指導に忙しく、高橋は本業のエレクトーンデモンストレータの仕事で東北を常に行ったり来たりな上に音楽制作も忙しく、齋藤はかのMonkey Majikからご指名を受けて全国ツアーを廻る立場である。

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そういう面々が音楽に持ち込むものはとても大きい。個人的には譜面として配られるメロディとハーモニーに対してそれらは50:50くらいの比率だと思っている。つまり作曲者の頭のなかにあったメロディとハーモニーを補完し、発展させ、その上お互いが共生する余裕すら内包しているのである。これは私にとって理想のユニットではないか。そもそも我々のレパートリーに旅団のために書かれた曲はまだ無いのだ。すべて全く異なるアンサンブルで発表されたか、こういうメンバー構成を想定していない曲しかない。それでも旅団は音楽を飲み込んで消化し、自分たちの音として吐き出す。

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今はお互いが音をぶつけ合っている状態だが、いずれステージを重ねれば引き算的な演奏もするようになるだろう。緩急自在なアンサンブルはメンバーが多くなるほど難しい。特に絶対的リーダーがいない旅団のようなユニットでは各メンバーの腕が立つほど飽和するのも早い。だが我々は音を出さずに演奏する術を知っている。旅団の強みはそこだと思う。そしてまだそのアンサンブルは完成していない。こんなワクワクする話があるだろうか。

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ご来場いただいたお客様に感謝。真剣に聴いてくださって本当にありがとうございます。

※このライヴのことを書いている高橋督の(とても失礼な)ブログエントリーはこちら
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