暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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旅団ライヴ終了・不安を制御する力

旅団のライヴ、無事に終了した。色々と挑戦する要素の多いライヴだったと思う。

01.Funny Gus
02.大航海時代
03.片思ヒ丿行方
04.Fall,Rain Fall
05.Life is (not) so easy

06.KOTOM Session
07.ひらり
08.South Avenue
09.やさしい風
10.Brand-New Breeze

Drums:及川文和
Bass:森木啓太
Guitar:佐久間康丞
Harm:服部暁典

Keyboard:水沼慎一郎
Turntable:DJ Korter

曲目そのものはこれまでのレパートリーに新曲を2曲加えたものだが、レギュラーメンバーたる高橋督と斎藤寛が不在のため、ゲストに迎えた水沼慎一郎とDJ Korterのチカラが良い具合に空間をねじ曲げたというか(笑)。

ryodan1.jpg 
唯一演奏中に撮影できた1枚。
水沼慎一郎

簡単に言うと水沼の脳の働きは演奏者というよりは作曲家なので、服部とも高橋ともアプローチが違う。そこで必然的に佐久間の演奏がいろいろな意味でアンサンブルにいつもと違う色合いを加えることになる。さらにKorterのノイズが違う時間軸も加えるので最終的にお客様の耳に届いた演奏はそうとう情報量が多かったと思う。

言い換えると、今回のゲストふたりがアンサンブルに持ち込んだのは「混沌」である。ミュージシャン脳で「きっちり演奏しよう」とするチカラをグイッと曲げる。それは「いつもと違うアプローチ」であり、アンサンブル全体が「・・・次はどうなる??」という「不安」を抱えることになる。

が、最近の旅団はこの「不安」を制御するだけの自信がついてきた。どこに飛んで行っても戻ってこられる、という感触がある。かっこよく言えば、タイムを見失っても音楽は見失わないということ。この状態をリハーサルであれこれ試す分にはとても面白いし刺激的である。今回はこのどこに飛んでいってしまうかわからない状態を、及川と森木が要所要所にアンカーを打ち込んで演奏を成立させていた、と言える。

お越しいただいたお客様に感謝多謝。会場であるJazz inn Relaxin'にも感謝。次回のライヴがいつになるかわからないが、もう少しリハーサルとライヴを重ねてレコーディングしてみたいものだ。

ryodan2.jpg 
お店の入り口に出ていた今回のライヴの告知
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