暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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「方丈の海」の音楽・未だ完成せず!

先日OCT/PASSの稽古場にお邪魔して、実際にできあがった曲がどのように劇の中で使われるのか確認してきた。

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基本的にはそういうことなのだけど、やはり芝居の稽古をライヴで見ると芝居を見てしまう。生身の人間がキャラクターを演ずる現場というのはすごいエネルギーが渦巻いている。毎度OCTの芝居には圧倒されるし、音楽家としての我が身を振り返って「こうしちゃいられない」と焦燥感を抱いたりする。

で、DJ Korterと演奏した曲のいくつかが芝居の中で流れると、音楽だけで聴いている時よりも、何と言うか、奥行きというか、立体感というか、音楽が持っている世界がすごくぎゅわ〜んと広がるような印象をいつも受ける。ドラえもんの未来の道具で言えば錠剤「シネラマン」である。

これまで手がけたOCTのための音楽は、スケジュールの都合だったり創作能力の限界だったりで、稽古中のモディファイや音源追加に着手できないまま本番を迎えていたのだが、今回は幸いまだ時間がある。今回の稽古を見学して演奏の尺がぎりぎり間に合うか間に合わないか、という曲があったので、新たに演奏しなおすことにした。それと終演後のお客様が客席から退場される間にも音が欲しいと主宰者石川裕人さんと話し合い、1曲追加することにした。昨夜はまず尺足らずの曲のレコーディングを敢行。全部S90XSで演奏するつもりだったが空間系の音色にプラグインシンセSculptureを使用。普段は「こんなプリセット音色、いつどんな場面で使うんだよ!!」というヘンテコな音ばかりがプログラムされているシンセなのだが、今回はドンピシャ。思わぬ拾い物だった。

終演後の音、具体的にこうしたいという強烈なイメージはすでにあるのだが、音だけが見つからない。困った。
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