暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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「どこでもドアーズ」リハーサル

昨年水沼慎一郎といっしょに出演した、私の住む団地で開催される「ふれあいコンサート」に今年も出演することになった。ただし今年は水沼がフランスに留学してしまったので、趣はガラリと違う。ギターとシンセサイザーのデュオである。

きっかけは春に開催されたある飲み会だった。それは団地の小学校のPTAの歓送迎会であり、私はT先生と語り合っていた。T先生は教頭先生の次に偉い立場なのだが、とにかく子どもたちを愛している熱血先生だ。偉くなってしまってクラス担任を持てなくなってしまったことを嘆いていた。私の子どもたちが通う小学校にはこういう先生が大勢いる。親にとっても子どもにとっても幸せなことである。何かのきっかけでふれあいコンサートの話になった。ギターを嗜むT先生はいつも先生バンドで出演されていたので、今年も出るんですよね?と聞いたかと思う。するとT先生はとたんにいたずらっ子のような目で笑いながら「でもどうせ出るなら、オレ、一回でいいから弾き語りで出てみたい」と言うではないか。とっさに私は「じゃあお手伝いします。オレがピアノ弾くから先生のギターといっしょに先生のやりたい曲をやりましょうよ」と言った。言ってから「せっかく弾き語りで出たいとおっしゃっているのに、でしゃばったマネだったか」と後悔したのだが、口から出てしまったものは引っ込められないし、T先生も「ホントに?ホントに弾いてくれるの?」と喜んでくださったので、もう絶対やりましょう、と。同じ席にいたふれあいコンサートの実行委員の方(団地の小学校のPTA役員なんて、いくつも掛け持ちでいろいろな役目を担うのだ)にも「T先生と服部、デュオで出演させてくださ〜い!!」と宣言したのだった。

春が過ぎ夏になり、コンサートの準備が本格的になるにつれT先生はエラく後悔したらしいが(笑)、もう後のまつりである。実行委員さんからせっつかれて、プロフィールを書いたりグループ名を決めたり。他の先生方も楽しんで写真入りポスターなど作ってくださった。私の家族は団地の中にある愛用のケーキ屋さんの店内でそのポスターを見つけ、「先生とお父ちゃんのポスター張ってあった!」と驚いていた。そりゃ驚くだろう(笑)。

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今夜は最後のリハーサルだった。リハーサル会場は小学校の音楽室。実は音楽室でリハーサルには憧れていたのだ(笑)。ピアノとギターと歌による3曲。どの曲もT先生の青春の思い出が詰まっているであろう有名曲ばかりである。「我々、瞳は少年ですよねぇ」と言って笑いながらリハーサルをする。本当に楽しい。なんか、ずぅっとリハーサルだけやっていたい。デュオ名は「どこでもドアーズ」。子どもにも大人にも刺さる名前だ。もちろんT先生命名。演奏は明日10月13日である。

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