暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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よみがえる不死鳥・PowerMac G4

長いことリビングに鎮座して「子ども用Mac」として余生を送っていたPowerMac G4(500Hzシングル)が、とうとうiPad2にその座を譲り渡し引退することになった。しかしもともとOS9.2.1で音楽用でバリバリ使用していたマシンである。どうにかならんものかと秘かに復活策を練っていた。

OS10.5.8上で音楽制作システムを構築している暁スタジオであるが、MIDIインターフェイスなどの周辺機器はG4時代から変わっていない。しかし長年使っているソフトウェア側がOS X時代に合わせてヴァージョンアップなどを行ったため、動作不具合が出ているものもある。その代表的なものがシンセサイザーのライブラリアンとサンプルエディターである。

Macを買うと初めからGarage Bandが付いているような環境しか知らない人はなんのことやらかもしれないが、90年代まではシンセサイザーやサンプラーと言えばハードウェアものしか無く、シーケンサーソフト(DAWですら無い)のデータとシンセ側の音色やサンプラーのサンプル管理はけっこう大きな問題だった。シンセサイザーの音色データを管理し、場合によってはMac側からエディットできるのがライブラリアン、サンプラーからサンプルデータを吸い上げて波形加工し、管理したり戻したりできるのがサンプルエディターである。前者は場合によってはシーケンサーソフトに同梱されているものもあったが、後者など下手したらエディターだけで10万円くらいしたものだ。

オヤジの懐古話はこの辺にしておくが、引退させたPowerMac G4の音楽用ハードディスクには、これらのソフトウェア資産が琥珀に閉じこめられた蝶のごとく現存しているのである。ライブラリアンのOPCODE Galaxyを起動して保存データを見てみたら、今も使っているJP-8000だのJV-880だのM1だののデータがわんさか。うほほ。Cubase VST5.1も全く問題なく起動した。

g4again2.png
手前隣の白い箱は30GBの外付けHDD。
PCIカードで増設したSCSI接続。

OS9のアイコンパレードも懐かしい。パレードどころか機能拡張書類のOMSやFreeMIDIだの、もう涙で画面がかすんで見えませんって感じである。実際にこれで音楽制作をするかというと、まぁそれは無いのだが、少なくともライブラリアンは使えると思う。MIDIインターフェイスのMOTU midi timepiaceはUSB端子だけでなくRS422端子(モデム/プリンター端子。うぷぷ)も付いているので、USB側さえ起動していなければ両方から認識できるんじゃなかろうか。

ヒマになったら検証してみよう。それよりこのG4、どこに置くんだ。

g4again1.jpg
捨てるに捨てられなかった
トリニトロン15インチディスプレイが活躍!
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