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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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pianoはダメ

引き続き水戸黄門の劇伴制作。お芝居のフィナーレで流れるダンス用の曲。メロディははっきりしているので、リズムの骨格を打ち込んだらまずはピアノの音色でハーモニーを打ち込む。これは私の作業の常套手段。そして次はベースとなる。

この曲はキック4つ打ちの王道ダンスナンバーなので「ベタなハーモニー用音色が全音符で延々」なんてことにはしたくない。しかしメロディは歌謡曲もどきであるから聴き手や歌い手がハーモニー(あまり気にせず書いているが、ここで言うハーモニーとはコード感のことである)を感じることは重要である。

そこで色々なシンセの音色でとっかえひっかえハーモニーパートを担当させるわけだが、こういう時にPCMシンセによる「ピアノの音色」というのはブレーキになりがちだ、ということを再確認。シンセパッド系の音色でなんとかしのぐ。

ま、でも「華麗さ」の演出としてピアノの音色も使ってみたけど。

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