暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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ショーロンポーのライヴにゲスト出演した!

ショーロを演奏するので「ショーロンポー」。明快すぎるネーミング。齋藤寛君率いるショーロンポーのライヴに、ゲストという形で参加させてもらった。鍵盤ハーモニカを演奏したのである。

choroempo_apr2013_1.jpg
2013年4月8日(月)
会場:LIVE HOUSE enn 2nd
サウンドチェック中

話を引き受けてから知ったのだが、ブラジルの伝統音楽ショーロは西洋(きっとスペイン方面)のダンス音楽を発祥とするという。つまりクラシック音楽である。知ってみるとなるほどと膝を打つ側面が多かった。音楽(メロディ)の進行だったり音楽全体の構成だったり。従って実は読譜力が求められるジャンルなのであったのは最大の誤算であった。読譜力が低いことは服部の弱点のひとつである。

ジャズなどのコンテンポラリー音楽は、メロディとハーモニーが決まっていて、(誰かがディレクションすることはあっても)それを集まったミュージシャンが各々肉付けして行き、結果として「このメンバーなのでこういうアレンジになりました」が通用する世界である。一転してショーロは確かにそういう要素もあるにはあるが、各楽器の役割はかなり明確に決まっており、できあがりも最初からかなり決まっているように思う。その中でも自由に考えられる余白があり、結果として音楽そのものが有機的に変化する余地を持っていることがショーロのすごいところだと思う。わかってしまえばすごく演奏が楽しい音楽なのだ。

なのに今回服部はとても苦戦した。突き詰めれば前述の「自由に考えられる余白」をなかなか見定めることができなかったことが原因だと思っている。色々と言い訳をしたくもなるが、早い話が音楽力が至らなかったのである。これはけっこう苦しい状態だった。演奏が終わっても「本当にあれで良かったのかなぁ」とすっきりしなかった。みんなおまえが悪いのさ。

そういうウジウジとすっきりしないもうひとつの理由。今回のライヴはpikaia pandeiro special(A3) というグループの東北ツアー2013『Voltar』での前座としての出演だったのだが、この人たちの音が、なんというか、すごい。何気なくキムチ鍋を頼んだらすっごい真っ赤なヤツが、しかも3つも出てきた!的な(よくわからない例えだが)、すごく熱い演奏だった。ご好意により最後に1曲合奏させていただいたが、もうほんとに、もっともっと余裕を持って音楽と向かい合った状態でご一緒したかった。

ということで久しぶりに自分に鞭を打つような体験だったが、今こうやって思い出すと「あ〜楽しかったなぁ」となるのはなぜだろう(笑)。多分それはショーロンポーの面々の懐の深さ故だろう。齋藤寛君、佐々木宏君、阿部大輔君、林宏樹巨匠、佐藤弘基ちゃん本当にありがとうございました。また機会があったらぜひ一緒に演奏させてください。

choroempo_apr2013_3.jpg
L > Rで服部、林、齋藤、佐々木、阿部、佐藤

choroempo_apr2013_2.jpg
おまけ
確かにこの3人がひとつのステージにいると
・・・独特のムードにはなるかも
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