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暁スタジオ レコーディング日記

ミュージシャン服部暁典によるレコーディング、ライヴ、機材のよもやま話

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実はみっしり詰まっている

リズムを打ち込む場合、実はリズムばかりに気を取られているとちょっと破綻してしまうことがある。特に打ち込みドラムで音数少なく構成しようと思ったら、ベースは言うに及ばず、鍵盤楽器系のバッキングの頭も十分考慮に入れなければならない。

今打ち込んでいる曲がまさにそのタイプの曲で、ギターやシンセ単音のカッティングもリズム構成音であるわけだ。なので「ちょっとここに何か短い高い音が欲しいなぁ」などと思ってもいたずらにリズムサンプルから探し出したりするのは実はちょっと危険である。

ということで今夜は曲全体の構成を練るよりも、「隙間がうまく埋まっているか」を検証するためにギターも弾くし、ある程度MIDIデータもオーディオデータ化してみた。MIDIデータのオーディオデータ化にも実は意味があって、MIDIドラムデータ内のハイハットと単独の楽器としての「ハイハットのオーディオデータ」では曲の中の立ち位置が変わってくる。パンニングやコンプレッサー処理などもリズムセクションの表情に深く関わっているからだ。だからなるべく最終形に近い状態で打ち込みデータの検証をしたいわけだ。

実際に並べてみると結構みっしり音が詰まっていて、もうなんだかやれることはやったなという気になってくる(笑)。あとは曲の構成を再考して弾き直すものは弾き直してさっさと完成させなければ!
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